俳句同好会(日比谷句会):オンライン飲み会を開催しました。
俳句同好会(日比谷句会)世話役の続谷さんより「11月のZoom研修会に参加した同好会の5名のメンバーでオンライン飲み会を明日(7日)やることになったが、出来れば代表の藤埜さんも参加してもらえませんか?」とお誘いを受け、私もコロナ禍の中でZoomには強い関心があったことから了解しましたが、むずかしいのではとの不安もよぎりました。喜楽会東京都支部事務局の薮内さんに連絡してもらうから心配ご無用とのこと。
さっそく薮内さんから電話があり、Zoomのダウンロードと参加方法につきご指導いただきました。私自身パソコンには強い方でありませんが、実に簡単にダウンロードできました。そして喜楽会東京都支部のネット上の専用ミーティングルームに参加する為のIDとパスコードを教えてもらいました。
2月7日(日)、開催時刻の直前に、前日教えてもらったIDとパスコードを専用ミーティングルームに入力すると、すぐに薮内さんはじめ皆の顔が画面に現れ、明瞭な音声が入ったのには驚きました。こんなに簡単に出来たこと、嬉しいかぎりでした。そして自分以上に心配した予定メンバーの全員がスムースに登場したことに感動しました。薮内さんの的確なご指導があってのことと感謝。
予定スタート時刻の14時にはホスト役の薮内さんを含めた7名全員が揃いいよいよ開始です。
早速乾杯をしてから近況報告を一人一人からして頂きました。名作と言われる小説を読み込んでいる方、近くの公園の散歩やベット体操を日課にしている方、フェイスブックを始めた方、畑仕事をしている方等、皆さんが自粛下の中でも充実した生活をされていることはさすがでした。コロナ禍の中、俳句同好会はメールによる通信句会で毎月その絆を確かめ合っているが、それへの応募句が素晴らしいのもその所為と納得。
ホスト役の薮内さんより「俳句と短歌の両方の同好会に入られている方も結構いらっしゃるが、その違いをどのように感じられているか?」との質問があったのをきっかけに「俳句は短歌より使える文字数が少なく、かつ季語を入れるので更に自由に使える文字数が少なくなる。よって読み手に言外の状況を想像してもらうのが俳句」、「自分の気持ちを全て言葉で語ると恥ずかしくなるので、少ない言葉で語り後は読み手に察してもらう俳句が好き」、「少ないから言えないのではなく、少ないがゆえに多くのことが語れるのが俳句」等俳句の魅力を語る色々な意見が出ました。その中で私からも直近の通信句会で送って頂いた会員さんの実際の句をいくつか披露する中でその言外の情景や心情を解説させて頂くことが出来ました。
次の予定がある参加者がいらっしゃった為1時間で終了しましたが、初めてのZoom体験は参加者全員に満足感が得られたことと思います。他の同好会でも是非オンラインでの懇親会をやられることを強くお奨めします。
「トランプの絵札のように集まって我ら画面に密を楽しむ」 俵 万智
【 俳句同好会(日比谷句会):代表 藤埜雅孝 】
藪内さんのご指導と見事な進行のお陰で僅か一時間の中で藤埜先生を始め皆様のお元気なお顔を拝見しながらの飲会と俳句談議は日頃の句会や通信句会と違いリラックスしたざっくばらんな会となり楽しい一時を過ごし同好会の一体感が持てました有難うございました。 亀井
楽しそうな呑み句会拝見しました。「一句が勝負、世界一番短い詩・文学」俳句同好会文学者の皆さんが、通信句会に続いて、新しい形でのオンライン呑み句会 ! この輪が更に拡まり、全会員が画面上で口角泡を飛ばす句会が出来ればイイですね。