ハイキング同好会:北斎美術館&江戸東京博物館を見学して来ました。
既会員方のみへのご案内でしたが、10月26日(火)13時、両国駅東口に11名の会員にお集まり頂きました。皆さんの日頃の行いのお陰でしょうか、午前中の雨が早く上がり綺麗な青空となりました。
早速、徒歩5分ほどのところにある「すみだ北斎美術館」に移動しました。切れ目が上部と下部から入った全面アルミ板の斬新なデザインの建物でした。
常設展と企画展「学者の愛したコレクション」を見学しました。(企画展付シニア入館料700円)
企画展では、北斎研究家で浮世絵の収集家でもあるピーターモリスと楢﨑宗重が所蔵していた貴重な作品を見ましたが、同じ版画でも出来栄えの良いものが揃っているそうです。また、北斎の門人の作品も展示されていてその違いを比較するのも面白かったです。
常設展では、浮世絵の作成工程を実際の版木から見れたり、有名な作品をデジタル画面で解説してくれるのが良かったです。精巧に出来た北斎と娘のお栄の人形にはビックリ!
次に徒歩4分のところにある江戸東京博物館に行きました。ここは、時間の関係で常設展のみを見学しました。(シニア入館料300円が北斎美術館の半券提示で何と240円になりました。ちなみに特別展・常設展共通は760円)
6階に上がって入口を通るとすぐに大きな木製の橋があり、橋の上から見える5階の芝居小屋が江戸の情緒を感じさせてくれました。
江戸の大名屋敷や町並みがミニチュアで再現され、100万人の暮らしを支えた上水井戸や衛生・防火体制などに驚かされるとともに一般の町人の暮らしぶり(歳時記・年収・食べ物等)を紹介した展示資料は中々面白かったです。
5階に降りると当時の芝居(助六)の舞台などの娯楽の場が再現されており、更に明治・大正・昭和初期の近代の街並みや暮らしぶりを展示するコーナーに繋がっていました。昭和初期の電化製品は子供のころに使っていたものばかりでチョットの間タイムスリップ出来ました。
予定では、この後に水戸徳川邸の遺構を利用して作られた隅田公園と隣接の商業施設「東京ミズマチ」に行く予定でしたが、皆さんお疲れのご様子なので急きょ予定変更し、館内1階の喫茶コーナーでコーヒー等を飲んだ後に解散にしました。
なお、解散後、一部の希望者6名は両国駅近くの居酒屋で軽くお酒を飲んで更に懇親を深めました。
【 ハイキング同好会代表 成田陽子 記 】
ハイキング同好会代表 成田陽子様
「北斎美術館&江戸東京博物館を見学して」を読ませていただきました。コロナ収束を待っての
美術館巡り、お疲れ様でした。楽しく有意義な時間を過ごされていて羨ましい限りです。
同好会の皆さまがポスター「冨嶽三十六景 武州玉川」を背に微笑んで素敵な写真です。
これを見たら、仲間に入れて欲しい・・東京都喜楽会の会員は直ぐ同好会に加入したくなりませんか。
石川県支部は来年こそ(もうすぐですが)街歩き同好会を発足したいと計画しています。
お手本になりました。次回の企画も楽しみにしております。
石川県支部HP担当 中富洋子