ハイキング同好会:12月20日(火)「両国散策&忘年会」を実施しました。

12月20日(火)AM11時20分に両国駅西口に25名が集合しました。(内1名は遅れて参加)

まず最初に訪れたのは両国駅から徒歩10分の都立公園「横網町(ヨコアミチョウ)公園」です。園内にある著名な建築家の伊東忠太氏の設計の「東京都慰霊堂」をバックに集合写真を撮りました。

「横網町公園」は、「被服廠(ヒフクショウ)跡」とも呼ばれています。それは、ここにあった陸軍被服廠(軍服を作る工場)が移転に伴い、東京市が跡地を公園として購入した場所だったからです。造成中の大正12年(1923年)9月1日の関東大震災の時に周辺の人々がここに避難しましたが、折からの強風で運び込まれた家財道具に火が広がり多数の焼死者が出ました。

公園内には、震災遭難者の遺骨を納めた「慰霊堂」と震災の状況と復興事業を後世に伝える資料が展示された「復興記念館」が建てられました。その後、昭和20年(1945年)3月10日の東京大空襲の戦災殉難者の遺骨も「慰霊堂」に納められるとともに空襲の状況と復興事業の資料も「復興記念館」に展示されました。

私たちは、まず「東京都復興記念館」から見学しました。(入館料無料)

1階展示室は、関東大震災の発生から復興に至るまでの写真・図表・実物資料がたくさん展示されていました。

現在は建物の耐震性・耐火性が増しているとは言うもののやはり直下型地震の怖さや火災の怖さをまじまじと感じさせられました。

2階展示室は、中央の部屋に関東大震災の絵画が、回廊部分に東京大空襲及び戦災復興に関する写真・図表・実物資料が展示されていました。

特にB29が東京上空を悠々と飛行している写真にはゾッとさせられるとともに、戦争が無差別殺戮と無差別破壊に繋がるものであることを改めて考えさせられました。ウクラナイの戦火が早く終息に向かうことを祈らざるを得ません。

「記念館」の見学が予定時間を大幅に過ぎてしまい、急いで次の「東京都慰霊堂」に向かいました。本堂の中は格子状に組まれた高い天井と教会にあるような木製の長椅子がたくさん並んでいて荘厳な感じがしました。建物のパンフレットによると設計者の伊東忠太氏の「遊び心」で屋根の上や軒下等に妖怪キャラクターが配置されているようでしたが時間がなく確認出来ませんでした。

散策の最後は、「横網町公園」の斜向かいにある「旧安田庭園」(入園料無料)に向かいました。

「旧安田庭園」は、安田財閥の祖である安田善次郎氏の本邸があった場所にあり、東京市に寄贈された後、関東大震災で焼失しましたが復元したものです。隅田川の水を池に取り入れた「潮入り回遊式庭園」だそうですが、現在は取水は止めて循環浄化装置で人工的に潮入りを再現しているそうです。

時間がなくなり、折角の大名庭園でしたが、池を一周することもなく、東京スカイツリーの見える場所で2班に分かれて写真を撮るだけで通り抜けてしまいました。(逆光の中でシャッターを切ったため、スカイツリーは映らず、更にA班の前列の方のお顔が切れてしまい誠に申し訳ありません。)

予定したPM1時に両国駅前でハイキングとして一旦終了してから、駅の真横にある商業施設の「江戸NOREN」の中にある「ちゃんこ霧島」に移動しました。

忘年会の参加者は散策で帰られた2名の方を除く23名に新たに忘年会から参加された3名の方が加わり総勢26名となりました。

冒頭、同好会代表として私(成田)より開会挨拶をさせて頂きました。特に同好会の会員数が56名と大所帯となり、更に今まで参加されていなかったグループ(蒲田・品川・渋谷・新宿・千住)からも新たに参加頂けるようになったことが一番の喜びであることをお伝えさせて頂きました。

乾杯のご発声は、今年度の7回のハイキングの内5回もご参加頂き、色々とご協力頂いた続谷委員長にお願いしました。

そして、いよいよ宴会が始まりました。(今回は、飲み放題付で美味しいちゃんこ鍋のコースを会員の野苅家さんのご紹介で特別価格でご提供頂きました。感謝!)

写真の通りグループの垣根を越えての笑顔あふれる交流の場となりました。やはり散策した後の懇親会は楽しいものですね。

閉会挨拶は、ハイキング同好会を立ち上げ、今も顧問としてアドバイス頂いている鍛さん(前委員長)にお願いしました。その中で発足時は東京北支部のハイキング同好会の企画に乗って合同運営していたのが、独自企画で単独運営出来るようになり、会員数まで増えたことをお褒め頂きました。

以上で忘年会は終了し散会しましたが、この後、希望者で近くのカラオケに行かれたとお聞きしました。

今年度のハイキングは、年間スケジュールにてご連絡の通り、今回の12月企画で終了しました。来年度は、3月末のお花見(場所・日程とも未定)でスタートしたいと考えています。年間スケジュールは、3月発刊の「大江戸だより」に掲載する予定ですのでお楽しみにお待ち願います。

なお、今回の忘年会の中で世話役の薮内さんより発表がありました通り、忘年会終了後にLINEグループ「ハイキング同好会メンバー」を立ち上げさせて頂きました。忘年会に参加されていない会員の皆様はいきなりの招待で驚かれたことかと存じますが、何卒ご了承願います。(注:LINEグループから脱退されたい場合は薮内さん宛にお申出頂ければすぐに対応させて頂きます。)

ハイキング同好会では、今後、LINEグループを通じて、各月のハイキングの事前案内及び実施報告記事をHP(ホームページ)掲載時にお知らせさせて頂きますので、メッセージが届きましたら直ぐに閲覧頂ければ幸いです。

【 ハイキング同好会代表 成田陽子 記 】

 

 

ハイキング同好会:12月20日(火)「両国散策&忘年会」を実施しました。” に対して4件のコメントがあります。

  1. 佐藤弘子 より:

    近所に住んでいながら、慰霊堂も資料館も初めて訪れました。安田庭園もとても美しい庭園で、またゆっくり散策に来たいと思いました。ちゃんこ会食はグループを飛び越え皆さん 和気あいあいとお喋りに興じました。準備をして下さった幹事や役員の方々、ちゃんこの野苅家さん、大変にお世話様でした。一年の締めくくりに相応しい集いでした。3月のお花見を楽しみにしております。

  2. 成澤節子 より:

    ほんとに 最高の盛り上りで 閉めくれましたね        楽しさいっぱいの ハイキング同好会のメンバーで 歳の暮れを過ごせた思い出の一日は 末永く 皆の心に残り得る事と思います 来年もまた楽しき素晴らしメンバーで 思い出作りをしたく思います 会長さん始め藪内さん 鍛さん
    宜しくお願い致します 春三月を心待ち致して居ります  最後に成りましたが 会計の村尾さん お世話掛けますが宜しく お願い致します  皆様ありがとうございました

  3. 森岡文明 より:

    ハイキング同好会参加の皆さん
    回を重ねる毎に参加者も増え、充実していますね。歩かれた後の本当に美味しそうです。
    皆さんの楽しそうな姿を拝見して、ハイキングで集う有意義を実感いたしました。
    世話役さんの実施にこぎつけるまでのご苦労は大変なものがあると思いますが、感謝の限りです。
    これからも会員の皆が集える場の提供をお願いいたします。

  4. 八木佐和子 より:

    ハイキング同好会のグループを発足させた鍛さんはすごいなと思いました。あと藪内さんの知識力、行動力にも頭が下がります。お陰さまで2022年度は楽しい想い出作りができました。
    野刈家さんのご親戚のお店のちゃんこ鍋、体も心もあたたまっておいしかったです。
    成田さんもご苦労様でした!
    それでは来年のお花見✨楽しみに…皆さまよいお年をお迎えください

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