ハイキング同好会:10月15日(火)「清澄庭園と深川江戸資料館見学」のご案内

10月のハイキングは年度初めにご連絡しました30日(水)から15日(火)に日程を変更して「清澄庭園と深川資料館見学」を実施します。

最初に地下鉄の「清澄白河駅」より徒歩約2~3分の「清澄庭園」を見学します。同庭園は、一説には江戸の豪商“紀伊国屋文左衛門”の屋敷跡とも伝わっていますが、庭園の元を形造られたのは下総国関宿藩主“久世大和守(クゼヤマトノカミ)”の下屋敷となってからで、それを明治になって三菱財閥の創始者の“岩崎弥太郎”が取得し「回遊式林泉庭園」に造り変えたものです。

その後、関東大震災後に岩崎家から東京市に震災被害の少なかった東半分が寄付され、「清澄庭園」として復旧・整備して昭和7年(1932年)に東京市の公園になり、現在は都立文化財9庭園のひとつとなっています。

皆さんには、庭園の要である「大泉水(ダイセンスイ)」(=広い池)の周囲をゆっくり歩いて頂きます。三つの中島と池に突き出た数寄屋造りの「涼亭(リョウテイ)」と大きな築山(ツキヤマ)「富士山」が絶妙に配置され、色々な角度から見る景観がそれぞれ楽しめるからです。

また、同庭園の最大の特徴は岩崎家が各地から集めた名石(赤玉石・御影石・伊豆石等)が配されていることです。特に池の淵を歩けるように点々と石が置かれた「磯渡り」、水を使用せずに石で滝を表現した「枯滝(カレタキ)」、大きな1枚岩を敷いた「石橋」は見事です。

その他に「石仏群」・「芭蕉の句碑」・「大正記念館」(大正天皇の葬儀殿を再建したもので集会場として利用)も池の周囲にありますので鑑賞して下さい。

次に「清澄庭園」から約4~5分の「深川江戸資料館」を見学します。同資料館は江東区が運営している施設で昭和61年(1986年)にオープンしました。

江戸時代に関する資料を展示しており、特に江戸時代末(天保年間)の深川佐賀町の町並みを実物大で再現しており、お店や長屋に上がって生活用具等に触れられる「体感型」の展示スタイルをとっているのが特長です。

入場すると、掛け軸風に展示された深川ゆかりの著名人(伊能忠敬・佐久間象山・)の資料が出迎えてくれます。その部屋を過ぎると深川佐賀町の町並みを眼下に見下ろせる場所に出ます。

階段を降りると、表通りの大店・土蔵があり、角を曲がると船宿のたたずまい、前の川(掘割)には船が浮かび火の見やぐらもあります。裏手は、長屋が並び庶民の暮らしぶりが見られます。

ボランティアガイドが2~3人常駐しており、うまくフリーとなっている担当者にガイドをお願い出来ると「表通り⇒船宿・掘割⇒長屋」のルートで面白おかしく町並みの各展示施設を説明してくれます。(注:予約が出来ないので他にも団体がいるとお願い出来ない場合もありますのでご了承願います。)

町並み展示施設の前には江戸時代の暮らしぶりを解説した展示資料コーナーもありますので時間的に余裕がある場合は覗いて下さい。

資料館の見学終了後、「清澄白河駅」で解散します。

なお、希望者には徒歩約5分の「デニーズ清澄店」をご案内しますが、予約出来ない為、全員が入店出来ない場合もありますので予めご了承願います。(清澄白河駅周辺では他にファミレスやドトール等がない為、大江戸線で両国駅に移動し、JR両国駅周辺の飲食店(西口前の「サイゼリヤ両国店」等)のご利用をご検討願います。)

<実施要領>

①集合場所・集合時間

10月15日(火)12時50分に地下鉄(メトロ半蔵門線か都営大江戸線)「清澄白河駅」のA3出口から地上に出た所に集合下さい。(A3出口前の大きな通りが「清澄通り」になります。)

②行程

13:00清澄白河駅→13:05「清澄庭園」→14:05「深川江戸資料館」→15:00清澄白河駅

③参加費用

700円(その都度会費400円+入園料[団体扱]50円+入館料[団体扱]300円:百円未満切捨て)を集合時に会計担当者にお支払い願います。

④申込方法

10月5日(土)までにグループLINE「ハイキング同好会メンバー」でお申込み頂くか、同好会代表の成田陽子さん(090-6523-2215)又はお知り合いの幹事あてにお申込み願います。9月18日(水)の「石神井公園とその周辺散策」にご参加頂く方は、その際にアンケートにて参加希望をご確認させて頂きます。

【 ハイキング同好会世話役 薮内 滋 記 】

 

 

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