ハイキング同好会:10月15日(火)「清澄庭園と深川江戸資料館見学」に行って来ました。

10月15日(火)12時50分に地下鉄「清澄白河駅」の清澄通り沿いのA3出口に21名が集合しました。

出口から徒歩3分で「清澄庭園」に着き、「大正記念館」(集会場)の横にある入り口から団体扱い(シニア20名以上で入園料50円)で入園しました。広大な池(大泉水)を入り口から時計回りで散策しました。

最初に築山(富士山と言う名前が付いてます)と「涼亭」(数寄屋造りの建物)が見える良い景色が目に入りましたが惜しいかな逆光のためここでは写真を撮りませんでした。散策用通路のいたるところに「伊豆石」・「紀州青石」等の名札のついた大きな石がたくさんありました。

池の4分の1程のところに橋のかかった中島がありました。大正記念館をバックに集合写真を撮りました。手前に咲いているのは白い可憐なタマスダレです。池の淵には大きな亀が甲羅干ししていたのには皆さんビックリ!

池を丁度半分回った築山の横にひと際目立つ大きな縦長の石「枯滝」がありました。確かに岩の紋様が上から下に流れる滝のようにも見えました。

4分の3程回ったところに広場があり、奥に「芭蕉句碑(古池や~)」がありました。庭園のすぐ近くに芭蕉が居住地があったとのことでした。

また広場をでたところには「涼亭」があり、東京スカイツリーが遠くに見えたので再び集合写真を撮りました。写真を撮ってもらった外国人の来園者からポーズの要求があり、皆さん素直に手を広げています。

最後の4分の1は、松並木のきれいなところで「磯渡り」(池の淵に石を点々と置いて歩けるようにしたもの)がありました。世話役からは「危ないので無理しないで回り道をして下さい」と注意をしたのですが、皆さんスリルを味わいたいのでしょうか結局全員が渡られました。

50分程で池を1周しました。出入口横の休憩コーナーで少し休んでから次の目的地「深川江戸資料館」に向かいました。

「清澄庭園」からわずか5分程で着き、団体扱い(20名以上で入館料200円)で入館しました。ボランティア・ガイドの事前予約が出来ないので心配していたのですが、我々以外に団体がいなかったことから2名のガイドさんに案内して頂けました。

2班に分かれて実物大で再現された江戸時代の深川佐賀町の町並みを丁寧にご案内頂きました。表通りは八百屋・肥料問屋・米屋がありました。庶民の使っていた灯油が魚油で臭かったことや通りが夕方には木戸で閉められてしまう等興味深い話が聞けました。

表通りを出ると船宿が並ぶ川があり、川端には天秤棒で担がれる屋台がありました。蕎麦屋・天ぷら屋の他に虫売りもあったのには驚きました。

表通りの裏には庶民が住んでいた長屋がありました。同じ長屋でも部屋の大きさや畳の有無や置いてある家具に較差があること等を面白おかしく学べました。

約60分弱でしたがご担当頂いたお二人のボランティア・ガイドさんは、説明が分かりやすく質問にも的確に回答頂き相当勉強されているのがうかがえました。改めて感謝申し上げます。

予定より少し遅れた15時10分に深川江戸資料館を退館しました。

なお、同資料館のすぐ横にある「霊厳寺(レイガンジ)」に旅行代理店の歴史ガイドのご経験を持たれる小暮さんの案内で立ち寄りました。11代将軍徳川家斉の下で老中として仕えた「松平定信」(「寛政の改革」を実施したことで有名)の墓があり、「江戸六地蔵」のひとつ(第5番)が安置されている寺とのことでした。

15時20分に「清澄白河駅」で解散しましたが、希望者18名には「デニーズ清澄店」にご案内し、更なる懇親を深めて頂きました。

 

次回の11月6日の「北鎌倉散策」につきましては、お陰様で既に定員20名の参加申し込みを頂いたことから申込受付を終了しておりますので何卒ご了承願います。

なお、LINEグループ「ハイキング同好会メンバー」にて既にお知らせしていますが、12月企画の「小石川後楽園見学と忘年会」につきましては、紅葉時期に合わせる為、当初の12月18日(水)から12月10日(火)に日程変更しましたので何卒ご了承願います。

【 ハイキング同好会世話役 薮内 滋 記 】

 

ハイキング同好会:10月15日(火)「清澄庭園と深川江戸資料館見学」に行って来ました。” に対して5件のコメントがあります。

  1. 金子恵 より:

    初めて訪れた清澄庭園はとても美しく、岩崎弥太郎により全国から集められた名石がそこかしこに配置されていて、当時の運んできた御苦労に思いを馳せながら池を巡りました。
    深川江戸資料館は、丁度13夜の立派なお月見飾りがされていたりと、お正月やおひな祭り等にも訪れてみたいなと思います。時折り聞こえる路地裏の猫の気迫ある鳴き声の中、江戸の庶民の暮らしにタイムスリップできました。
    いつも素晴らしい企画と案内をしてくださる薮内さん、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

  2. 村尾晶子 より:

    清澄庭園と深川江戸資料館見学に行って来ました。
    清澄庭園は都立文化財9庭園の一つで、江戸、明治時代からの震災や戦災、都市化の中で残された貴重な存在であるとのお話でした。庭園には大小の名石が無数に配置され、敷石や橋、磯渡等が有り、全国から取り寄せられたこれらの巨大な名石に感激し、どうやって運ばれ配置されたか等を皆さんと一緒にワイワイと楽しく語り合い、足元に注意しながら池を巡りました。
    深川江戸資料館では江戸時代末期に一気にタイムスリップして、ボランティアガイドさんの面白く丁寧な説明を受けました。お店や長屋に上がって生活用具や野菜、漬物、こんにゃく等に触れたり、鶏や雀、猫の鳴き声、雨戸を開ける音等を聞き、火の見やぐら見上げるなど江戸深川の町並みを楽しく体験しました。何時もながら薮内様幹事の皆様お世話頂き有難うございました。写真もとっても素敵に取れています。

  3. 成澤節子 より:

    ハイキング ただ歩くだけでなく 様々な史料館 歴史有る庭園等々 沢山お勉強に成ってます 素晴らしき企画に 心から感謝しております 毎回が楽しみ(*´・ω・`)b これからも宜しくです この楽しさを 皆さんに伝え  参加を呼び掛けたく思いますありがとうございます

  4. 中富 洋子 より:

    ハイキング同好会の皆さま

    清澄庭園・深川江戸資料館 拝見いたしました。閑静で落ち着いた良い庭園を散策されました。
    池の淵には大きな亀の甲羅干し ! 涼亭 ! 芭蕉句碑の横のお写真は本日の一番です。
    撮った外国の方が、よほど言葉巧みにsmile!弾ける笑顔とポーズ !
    皆さまのお人柄が出て、笑顔はいいですね。閲覧されたみんなの心が和みます。

    ハイキング同好会世話役 薮内 滋 様

    私どもも先日開催した「支えあう会」で久しぶりに笑いました。
    本部ホームぺージに投稿いたしましたので、閲覧いただければ幸いです。
    貴支部の皆さまのお陰です。改めて感謝申し上げます。

    石川県支部 中富 洋子

  5. 薮内 滋 より:

    石川県支部 中富副委員長(HP担当)様

    いつも暖かく、やさしく、ユーモアのあるコメントに感謝しております。
    確かに清澄庭園では、撮影をしてくれた外国人に喜びをもっと表現しろと指導されたことが良い思い出になりました。

    貴支部HPにて10月9日の「支えあう会」の開催報告記事(貴支部機関紙「年輪」の記事を含む)を閲覧させて頂きました。
    55名の喜楽会会員の皆様が集まられたとのことですが、石川県支部事務局の皆様の事前の声掛けの成果と思います。
    また、会場の「金沢茶屋」は、被災した七尾の老舗旅館「加賀屋」グループのお店で、少しでも復興の助けになればと利用されたとお聞きしました。さすがのご配慮です。
    被災地の輪島・能登・七尾・羽咋・志賀の各地域から参加された19名の方々からは地震の恐怖や避難生活でのご苦労の様子をお話して頂き、被災を免れた会員からは励ましの言葉をお伝えされたとのこと、本当に良い会合を設けられたと思います。
    深田委員長のお話にある通り、顔を合わせながら生まれる喜楽会会員同士の「絆」や「安心感」を参加者の皆様が感じられたのではないでしょうか。
    また、野崎顧問が作詞された「喜楽会石川県支部賛歌」(曲は「高校三年生」)を最後に全員で合唱されたとのことですが、「歌の力」でも更に一体感が増したのではないでしょうか。
    なお、今回、直前の「奥能登豪雨災害」で参加できなかった会員方には、お見舞いのミカンを送られる旨のお手紙を出状されたとのこと、石川県支部事務局の皆様のお取組みには、本当に頭が下がります。
    復旧に向けてのボランティアにも参加せず、わずかな義援金だけで済ませている立場でお願いするのも恐縮ですが、本部喜楽会HPで発信されている情報は全国の喜楽会会員の胸に届いていますので、機関紙編集等も担当されていて大変とは存じますが、これからもよろしく発信願います。

    東京都支部の皆様

    石川県支部さんのHPの10月29日に掲載された能登地域の城見良子さんの投稿記事「珠洲に帰りたい!」を是非閲覧願います。崩れたご自宅の写真とともに、それでも故郷に帰りたいとの言葉に感動させられます。

    東京都支部事務局(HP担当) 薮内

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