ハイキング同好会:6月5日(木)北鎌倉~鎌倉散策のご案内
令和7年度2回目のハイキングとなる6月5日(木)の北鎌倉~鎌倉散策のご案内をさせて頂きます。
今回は「鎌倉の歴史の一端を覗いてみよう」をテーマとして、北鎌倉駅東口(円覚寺側)から「浄智寺」→「亀ヶ谷坂」→「岩船地蔵堂」→「相馬師常の墓」→「浄光明寺」→鎌倉駅西口の約3Kmのコースを鎌倉ガイド協会のガイドさん(2名)付きで徒歩で廻って頂きます。
距離はいつもより長めでかつ登り坂を歩いて頂きますので脚に不安のある方は避けて下さい。
今回も元鎌倉ガイド協会会員の千代田Gの中村G会長に全面的にご協力を頂き、アジサイで有名な長谷寺や明月院等の混雑スポットを意図的に避けた企画となっていますので大いにご期待願います。
「浄智寺」は、鎌倉幕府第5代執権の北条時頼の三男の宗政の菩提を弔うために宗政の子の師時が創建した寺で鎌倉五山第四位の寺でもあります。当時は宋の渡来僧が多く、鐘楼門や本堂(曇華殿)は、宋風の様式になっています。ご本尊の「木造三世仏坐像」(阿弥陀・釈迦・弥勒の各如来)は、県指定の重要文化財です。
鐘楼門前のアジサイがとてもキレイとのことなのでご期待ください。
「亀ヶ谷坂(カメガヤツサカ)」は、鎌倉七口(鎌倉に出入りする為に山を切り開いて作られた7つの道[切通])のひとつで山ノ内から扇ガ谷(オオギガヤツ)を結ぶ道ですが、斜面に植えられているアジサイは見応えがあるとのことです。
「亀ヶ谷坂」を登った辺りに源頼朝の娘の大姫の守本尊を祀る「岩船地蔵堂」があります。大姫をめぐる悲劇のお話しは、ガイドさんからお聞き頂きたいと思います。
「岩船地蔵堂」のすぐ近くに有力御家人の千葉常胤(ツネタネ)の次男の相馬師常(モロツネ)の墓と伝わる“やぐら”(横穴式墳墓)があります。「鎌倉殿の13人」でも登場した頼朝の最初の妻の八重姫と結婚した方とのことです。
更にその近くにある「浄光明寺」は、足利尊氏が後醍醐天皇の許可を得ず鎌倉に赴き、最後は天皇への反討軍の立ち上げに動いた寺であります。北条氏や足利氏の菩提寺でもあり、本尊の「木造阿弥陀三尊像」は重要文化財です。
《 実施要領 》(注)雨天決行
①集合場所・集合時間
AM9時20分までにJR横須賀線北鎌倉駅西口(円覚寺側)に集合下さい。
②行程
以下のコースを3時間かけて廻ります。
北鎌倉駅西口(円覚寺側)−<約420m>→浄智寺−<約440m>→亀ヶ谷坂−<約590m>→岩船地蔵堂−<約100m>→相馬師常の墓−<約330m>→浄光明寺−<約950m>→鎌倉駅西口(時計台広場)にてAM12時30分解散予定
散策後に懇親会を小町通りにある老舗中華店「二楽荘」(いつも利用している鎌倉駅前の「仕立屋」ではありません)にて手配していますので希望者はお申出願います。
③参加費用
1300円(ガイド料500円+拝観料500円+その都度会費300円)を集合時に会計担当幹事にお支払い願います。
懇親会参加希望者は、上記に昼食代3000円をプラスして下さい。(従来通り、飲み物代は自己負担とさせて頂きます。)⇒ 食事のキャンセル期限が前々日(6月3日)となっている為、6月4日以降のキャンセルは3000円をご負担頂きますので予めご了承願います。
④申込方法(定員30名)
5月25日(日)までにグループLINE「ハイキング同好会メンバー」でお申込み頂くか、同好会代表の成田陽子さん(090-6523-2215)又はお知り合いの幹事にお申込み願います。
その際、懇親会を参加希望される場合は、併せてお申込み願います。
なお、定員30名に到達した時点で締め切らせて頂きますのでご了承願います。
【 ハイキング同好会世話役 薮内 滋 記 】