ハイキング同好会:10月29日(水)旧安田楠雄邸庭園と森鴎外記念館見学のご案内

今年度第6回ハイキングは、かつて学者・実業家・文化人が多く住み大邸宅が多く存在した屋敷町である千駄木(文京区)にある「旧安田楠雄邸庭園」と「森鷗外記念館」を見学します。

「旧安田楠雄邸庭園」は、「豊島園」の創始者である藤田好三郎氏が1919年(大正8年)に造り、その後、安田財閥の創始者の安田善次郎氏の娘婿の善四郎氏が買取り住まわれていた屋敷で、善四郎氏の長男の楠雄氏が亡くなられた後に1996年(平成8年)公益財団法人に庭園と建物が寄贈されました。その後、「大正から昭和初期の近代和風建築の雰囲気を今に伝える貴重な価値がある」として東京都指定名勝となり、2007年(平成19年)から一般公開(毎週水・土曜日のみ)されるようになりました。

敷地は東西に細長く雁行式に建てられた邸内の各部屋から見る庭の景色が異なります。特に、応接間や廊下などは昨年度の朝ドラ「虎に翼」のロケにも使われたそうです。また、当時の最新式の台所や2階の格式の高い書院造の客間も見応えがあります。

「森鴎外記念館」は、明治の文豪、森鴎外が1892年(明治25年)から亡くなる1922年(大正11年)まで過ごした旧居「観潮楼」跡地に開館しました。「観潮楼」は、戦災等で旧正門の礎石・敷石・大イチョウなどしか残っていませんが、地下の展示室には、幼少期から晩年までの写真や自筆原稿や遺品があり、陸軍軍医でありながら小説家・戯曲家・翻訳家としての活動に触れることが出来ます。

また、特別展「鴎外、最後の4年間」では、「帝室博物館(現在の国立博物館)総長兼図書頭」として活動した時の貴重な資料が展示されます。

《実施要領》

[1]集合場所・時間

10月29日(水)12時50分に地下鉄千代田線「千駄木駅」2番出口(須藤公園の近い出口)に集合願います。

[2]行程

①徒歩5分で「旧安田楠雄邸庭園」に着き、団体扱で入園します。ガイドさんの案内により邸内の各部屋を30~40分かけて回ります。ガイド終了後は、庭には出られませんが、邸内は写真撮影可ですので改めて各部屋で素敵な撮影スポットを探してみて下さい。

②「旧安田楠雄邸庭園」から徒歩4分で「森鴎外記念館」に着き、団体扱で入館します。最初にガイドさんの説明(15分)を聞いてから、地下の展示室(常設展・特別展)を見学します。特に映像コーナーでは、4つのプログラム[(ア)観潮楼・(イ)鴎外・(ウ)千駄木界隈・(エ)舞姫]が順番に自動上映(6分~17分)されているので、お薦めです。(但し、時間的に全て見ることは出来ませんのでご了承下さい)なお、展示室は写真撮影不可ですのでご注意下さい。

③徒歩3分で「千駄木駅」1番出口に着き、15時前に解散します。なお、希望者は千代田線で「湯島駅」まで移動して頂いた上で、徒歩5分の「サイゼリヤ」又は「ガスト」(各々上野広小路店)にご案内します。(座席の予約不可の為、入店出来ない場合もありますのでご了承願います。各自精算となります。)

[3]参加費

1100円(その都度会費300円+入園料400円+入館料480円:端数切捨て)

[4]募集人員

「旧安田楠雄邸庭園」のガイドの案内可能人数の関係で30名とさせて頂きますので予めご了承願います。

[5]申込方法

10月17日(金)までにお知り合いの幹事又は同好会のLINEグループにてお申込み願います。その際、見学終了後の懇親会の参加希望につきましても併せてご回答願います。

“初参加者”大歓迎ですので、お知り合いの幹事がいない場合は、世話役の薮内(090-9672-1149)までお申出願います。

【 ハイキング同好会世話役 薮内 滋 記 】

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