詩吟同好会:令和3年度「昇段免状授与式(岳城流神国館景山会)」を行いました。

11月9日、秋葉原の「和泉橋会館」において、令和3年度の昇段授与式を開催し、詩吟同好会代表の加藤朝太郎(海山)希朋景山会会長より昇段者11名の方々(下表Aの通り)にお免状とお祝いの品が手渡されました。

同時に8段以上かつ75歳以上の会員(下表Bの通り)には、永年に亘り努力精励され高段位を取得された功績に対して神国館総本部から感謝状と記念の時計が贈られました。

そのあとお一人お一人から喜びの言葉を頂きました。

三段に昇段すると雅号が授与されたり、昇段のお免状や感謝状が贈られるので会員としての楽しみや励みになっているようです。

練習は、「大江戸だより第23号(P28)」の内海朋士九段の寄稿「詩吟の歩み」にもありますが、三橋鳳山先生(総師)から月2回の厳しくも的確な指導を受けています。昇段は、三段は最低3年、八段は10年、秀範師昇段では最低20年の練習が必要で、今年は残念ながら昇段テストも中止となりましたが、書類審査と永年の練習の積み重ねの出来栄えなど総合評価のうえ、昇段が認められました。

表A:昇段された皆さん(敬称略)

段位 所属G お名前(雅号) 段位 所属G お名前(雅号)
三段 品川 村上久子(久山) 九段 本部 内海朋士(朋山)
四段 八王子 鈴木道子(輪山) 九段 本部 木村忠弘(弘山)
六段 品川 笹岡君代(粋山) 秀範師 上野 佐藤 悟(城山)
六段 品川 髙橋洋子(箒山) 秀範師 八王子 加藤朝太郎(海山)
六段 上野 宮﨑文子(珠山) 秀範師 八王子 斎藤俊雄(遊山)
七段 上野 髙橋和子(継山)

表B:永年の功績に対し感謝状と記念の時計が贈られた皆さん(敬称略)

段位 所属G お名前(雅号) 段位 所属G お名前(雅号)
八段 千代田 小笠原 清(清山) 九段 本部 内海朋士(朋山)
八段 渋谷 老松 強(宝山) 九段 本部 木村忠弘(弘山)

 

吟詠は礼節に重きをおく日本の伝統芸道と言われていますが、和歌や漢詩の朗読を基本とし、母音を長く引き伸ばし詩情を表現しています。詩情の表現の仕方は流派によって異なりますが、詩吟同好会は「岳城流」です。

ちなみに皆さんご存知の“みれん酒”で紅白に出場した石原詢子さんは、詩吟では「損水流」の二代目家元です。

練習再開したらHPで連絡しますので、興味のある方は「岳城流」の練習風景をぶらっと覗いてください。お待ちしていま~す!

【 詩吟同好会世話役 斎藤俊雄 記 】

 

 

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