ハイキング同好会:8月30日(水)東京都庭園美術館&国立科学博物館附属自然教育園見学のご案内
大江戸だより第26号のハイキングの年間スケジュールでは、8月は「等々力渓谷散策」となっておりましたが、7月6日に渓谷内で倒木が発生し、他の樹木も倒木の可能性があるとのことで数か月間立ち入り禁止となりました。
つきましては、急きょ、目黒駅から徒歩7~9分程のところにある「東京都庭園美術館」と隣接する「国立科学博物館附属自然教育園」の見学に変更いたしますので何卒ご了承願います。
日程は、8月30日(水)に変更ありません。
「東京都庭園美術館」は、本館・新館と芝庭・日本庭園(茶室あり)・西洋庭園で構成されています。本館は、朝香宮(アサカノミヤ)の自邸として昭和8年(1933年)に建てられました。
本館の内装には、当時流行のアール・デコ様式における著名デザイナーであるアンリ・ラパンやルネ・ラリックが関わっており、宮廷建築物の中でも特色があることから国の重要文化財に指定されています。
昭和58年(1983年)に美術館として開館し、様々なジャンルの展覧会会場として利用されています。
今回は、6月24日~9月3日まで開催されている「フィンランド・グラスアート (輝きと彩りのモダンデザイン)」展を鑑賞します。
芸術的志向の高いアートグラスは、瀟洒なアールデコ様式の部屋と実にマッチングしていて更に楽しめると思います。
新館は、ミュージアムショップとカフェになっていますので、早めに展覧会を見終わった方はここで休憩して下さい。
本館を出てから芝庭→日本庭園→西洋庭園を順次散策します。
次は、「東京都庭園美術館」のすぐ隣にある「国立科学博物館附属自然教育園」に向かいます。
「自然教育園」のある場所は、室町時代は「白金(シロガネ)長者」と呼ばれる豪族の居館があり、江戸時代には高松藩下屋敷となりました。明治時代には陸海軍の火薬庫、大正時代には「白金御料地」となり、この間は一般人の立ち入りが禁止されていたことから豊かな自然が残されました。
昭和24年(1949年)に天然記念物及び史跡に指定され。一般に公開されるようになり、昭和37年(1962年)に現在の「国立科学博物館附属自然教育園」となりました。
園内は、路傍植物園・武蔵野植物園・水生植物園に分かれ四季折々の植物が、それぞれの生育に適した場所で観察できます。木陰を楽しみながら自分のペースで園内を散策しましょう。
正門脇にある「教育管理棟」には、園内の自然を紹介した各種展示や休憩スペースがありますので、早めに散策を終えた方はここで休みましょう。
<1>当日の散策コース概要 [雨天決行]
①13時にJR山手線「目黒駅」東口に集合→②「東京都庭園美術館」に移動(徒歩7分)→③14時20分隣接する「国立科学博物館附属自然教育園」に移動(徒歩2分)→④15時30分JR山手線「目黒駅」東口にて解散予定
(注1)JR山手線「目黒駅」東口から東急目黒線・都営地下鉄三田線・メトロ南北線の各「目黒駅」は徒歩数分です。
(注2)夏休み期間中で混雑が予想されることから、終了後の懇親会場(サイゼリヤ・ガスト等)のご案内はいたしませんのでご了承願います。
<2>参加費用(65歳以上の場合) ⇒ 年齢確認の出来る証明書を携帯願います
900円(端数切捨て)⇒その都度会費400円+「東京都庭園美術館」入館料560円[20名以上の団体料金]+「国立科学博物館附属自然教育園」入園料0円
但し、64歳以下の方は「東京都庭園美術館」入館料1,120円[20名以上の団体料金]、「国立科学博物館附属自然教育園」入園料320円となるため参加費1,800円とさせて頂きますのでご了承願います。
<3>参加申込方法(定員30名)
8月5日(土)までに同好会代表の成田陽子さん(090-6522-2215)又はお知り合いの同好会幹事を通じてお申込み願います。
【 ハイキング同好会世話役:薮内 滋 記 】