ハイキング同好会:10月18日(水)「旧古河庭園見学」のご案内

今年度6回目のハイキングは「旧古河庭園」の見学です。都内でも人気のあるバラの名所でちょうど「秋のバラフェスティバル」の開催期間中となります。

秋バラは、春バラに比べて花のサイズはやや小ぶりになるものの花の色が鮮やかで濃くなるのが特徴だそうです。是非堪能下さい。

当庭園には、大正6年(1917年)に完成した古河財閥の古河虎之助男爵が邸宅として使用していた洋館と洋風庭園及び大正8年(1919年)に完成した日本庭園があります。事前に少し概要を説明させて頂きます。

[A]洋館について

洋館は、「日本近代建築の父」と呼ばれるジョサイア・コンドルの設計(他に岩崎邸・ニコライ堂等)で、外観は屋根がスレート葺き、外壁は赤黒い新小松石の切り石積みで英国の別荘建築に近い様式となっています。一方、内部は1階がすべて洋室で接客用の部屋(応接室・食堂・ビリーヤード室等)となっており、2階がすべて家族の生活用の部屋で寝室以外は畳敷きの和室となっています。

なお、建物は大谷美術館として庭園とは別に管理されており、入館料として自由見学コース(1階のみ)が400円、1時間のガイド付き見学コース(1・2階)が800円となっています。今回は参加者全員、自由見学コースを基本とさせて頂きますが、希望者にはガイド付き見学コースを手配します。

但し、ガイド付き見学コースは14時~15時(1時間)に15名の人数制限枠があり、かつ2週間前の10月4日(水)にネット予約する必要がある為、今回の庭園見学の参加申込みより早い10月2日(月)の〆切でガイド付き見学の希望を募ります。また、予約出来た枠が希望者数未満となった場合は抽選で決めさせて頂きますのでご了承願います。

[B]洋風庭園について

洋館の南側にある洋風庭園もジョサイア・コンドルの設計で斜面にテラスが階段状に連なった立体的なイタリア式庭園となっており、1段目と2段目のテラスはバラ園、3段目はツツジのテラスとなっています。

一方、テラス内部は平面的で幾何学的に構成されたフランス式庭園の技法が用いられています。

[C]日本庭園について

日本庭園は、京都の造園家小川治兵衛が設計した池泉回遊式庭園で、心の字を崩した形の心字池を中心に雪見灯籠や大滝・枯滝等が配されており、池と大滝の間には茶室も設けられています。

<1>当日のスケジュール

①13時にJR京浜東北線の「上中里駅」改札口に集合→②徒歩約7分(緩い上り)で「旧古河庭園」入口に到着→③団体扱いで入園→④13時50分まで洋風庭園と日本庭園を散策→⑤14時「洋館(大谷美術館)」に全員揃って入館し、以降、自由見学コースとガイド付き見学コースに分かれる

⑥自由見学コースの方は1階を14時30分までを目処に見学→⑦以降は15時まで(a)洋館内にある喫茶室(大食堂)で飲み物(限定メニュー:コーヒー@850円・紅茶@700円・ジュース@600円)を注文して過ごすか(b)館外のベンチ等で適宜休憩をとるか→⑧15時10分に庭園出口に集合→⑨徒歩12分でJR山手線(地下鉄南北線)の「駒込駅」に着き、15時30分までに駅で解散

⑥ガイド付き見学コースの方は1階及び2階を15時までガイドさんの案内で見学→⑦15時10分に庭園出口に集合→⑧自由見学コースの⑨に同じ

なお、解散後、希望者には「デニーズ駒込駅前店」をご案内します。(予約不可の為、お店の混み具合により入店出来ない場合もありますのでご了承願います。)

<2>参加費用

自由見学コースの方:800円(その都度会費400円+入園料[団体シニア扱]50円+入館料400円⇒端数切捨て)

ガイド付き見学コースの方:1,200円(その都度会費400円+入園料[団体シニア扱]50円+入館料800円⇒端数切捨て)

<3>参加申込方法

10月10日(火)までに同好会代表の成田さん(090-6523-2215)又はお知り合いの同好会幹事を通じてお申込み願います。

但し、前述の通りガイド付き見学コースを希望される方は、10月2日(月)までにお申し込み願います。(見学枠が取れなかった場合はLINE等を通じて10月5日(木)までにご連絡を差し上げます。)

【 ハイキング同好会世話役 薮内 滋 記 】 

 

 

 

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