ハイキング同好会:7月18日(木)神田川クルーズと貨幣博物館見学に行ってきました。

7月18日(木)AM12時20分にコレド日本橋に過去最高となる33名の参加者(内、会員のご友人4名含む)にお集まり頂きました。

徒歩3分先の日本橋の袂にある「日本橋船着き場」に移動、乗船券(乗船料2500円)とクルーズのコース案内図を配布した上で乗船し、PM1時に予定通り出航しました。

ガイドさんは明るいハキハキした女性の方で、暑さ対策用に編み笠風の帽子と保冷剤が希望者には配布されました。

まずは、首都高速道路の真下を流れる日本橋川を航行しました。両側を石垣に囲まれた常盤橋や神田橋や俎(マナイタ)橋等を次々とゆっくり通過します。歩いたことのある日本橋・大手町・九段下・飯田橋の風景が視点が異なるとこれほど変わるものかと驚かされます。

石垣の石にはその石を運んで来た大名が分かるようにマークが彫られていることや元気象庁のあった場所の石垣の上には開花や紅葉の判定をする為のソメイヨシノやイロハモミジの標本木が植えられていること(但し現在は標本木他の場所に移動しています)等興味深いお話が聞けました。

日本橋川はJR総武線の飯田橋と水道橋の間で神田川と合流し、以降、船は隅田川にぶつかるまでJR総武線に並行して走りました。

この箇所は、JR線がかなり高いところを通過しており、御茶ノ水渓谷とも呼ばれているそうで中々の景観でした。しかも、幕府の命令で仙台伊達藩による大規模な土木工事で生み出された人工の渓谷とのことに皆さんびっくりでした。(伊達藩のご苦労に敬意を払って「仙台濠」とも呼ばれるそうです。納得!)

JR御茶ノ水駅の聖橋をくぐると目の前を赤い列車の地下鉄丸ノ内線が川を横断して行きました。

更に今はない万世駅跡(なかなか洒落てます)、秋葉原駅を過ぎると両側がビルに囲まれます。

左側(浅草橋側)に建っているビルの1階部分がほぼ土手に隠れているのに対して、右側(馬喰町側)に建っているビルの1階は土手越しに見えている。つまり左右で土地の高さが異なっている。それは、左側にあった山を江戸城を守るために平地にした証拠との説明にまたまた感激しました。

神田川は柳橋を抜けると隅田川に合流します。一度に視界が開けた感じです。

船は、気を利かして東京スカイツリーがよく見える総武線の鉄橋越しや清州橋あたりで方向を変えてしばし絶景を楽しませてくれました。

日本橋川の入り口に近づくと、永代橋をバックに佃島に建つ高層ビル群がきれいな三角形を描いていましたが、これは、隅田川からの景観を計算して建てられたと聞き新たな驚きがありました。

豊海橋から再び日本橋川に入り、茅場町と日本橋小網町の間を通過して再び日本橋の船着き場に戻って来ました。90分のクルージングでしたが暑さも忘れて皆さん楽しめたのではないでしょうか。

下船後、日本橋と船をバックに参加者全員の集合写真を撮りました。

クルージング終了後、31名(ご都合により2名が早退)の方々に、日本橋から三越新館の横を通り、徒歩約5分で日本銀行の横にある分館に移動頂きました。館内2階にある「貨幣博物館」の見学のためです。(入場料無料)

展示室の前にあるレクチャールームで貨幣の歴史について映像で事前学習してから、展示室の入り口横の記念撮影スポットにて半分ずつに分かれて写真を撮りました。(展示室内は一部を除きほとんど撮影禁止のため)

展示室は、古代・中世・近世・近代・トピック展示(今回は新札の偽造防止技術)のコーナーに分かれていて、鋳造銭→渡来銭→金貨・銀貨・藩札→日本銀行券の歴史を各自のお好きなように見学して頂きました。

特に1億円の札束の重さを体験できる展示物は人気があったようです。また。ショップコーナーで「新札柄おせんべい」をお土産に買っていた方も数名いらっしゃたようでした。

予定のPM3時45分に退館し、日本銀行分館前で解散しました。

その後、希望者には徒歩約7分の「ガスト日本橋店」にご案内しました。人数(27名)が多く、4~6名単位で分かれての座席となりましたが、グループを越えて親睦を深めて頂いたようでした。

次回8月企画は、既にご案内の通り、30日(金)の「恵比寿ガーデンプレイス」になります。同好会としての集団行動は2時間弱で終わり、後は自由に各施設内の有名な飲食店を楽しんで頂ければと思っていますので、是非、仲の良いお友達同士でご参加頂ければと思います。

【 ハイキング同好会世話役 薮内 滋 記 】

 

ハイキング同好会:7月18日(木)神田川クルーズと貨幣博物館見学に行ってきました。” に対して8件のコメントがあります。

  1. 川北令子 より:

    藪内さん、ありがとうございます!暑い1日でしたが、神田川クルーズでは日本の歴史をまた更に勉強した感じです、千葉の博物館と鎌倉とそして、神田川‼️すごいお利口になった1日でした!ハイキング部は勉強家が多いんだぁー!と思いました!貨幣資料館に寄って、新札と、げんなまで一億円を持ち上げられなく、宝くじ当てたら、一億円は、手で持って帰ろうと、思っていたのですが、到底無理だと知りました!ハイキング部の皆さんと、それぞれグループは離れましたが、ほとんどの方が、冷たいビール飲んでました‼️そのうち、あっちからこっちから元気いい、でかい笑い声が響き、これが、ハイキング部のパワーか❣️と改めて感動した、一日でした!ああ〜楽しかった‼️です

  2. 金子恵 より:

    薮内さんの詳細な記事と笑顔あふれる写真に楽しい1日がよみがえり、うきうき読ませて頂きました。
    ガイドさんの盛り沢山の説明と次々と巡る風景の90分間の日本橋クルーズ、古代から最新までのお金の歴史が展示されている貨幣博物館と、まさにタイムトラベルを満喫できた1日でした。
    貨幣博物館で知った偽造防止の進化には、日本紙幣の芸術や細心性に改めて感銘を受ける事しきりです。
    次回の恵比寿ガーデンプレイスは丁度30周年のようで、この節目に訪れる事を楽しみにしています。
    いつもお世話になります、ありがとうございます。

  3. 村尾晶子 より:

    本当に楽しく、日本の歴史をもっとお勉強したくなりました。鎌倉一番と思っていましたが、江戸もまだまだダメ頑張らないと!これからも皆さんと一緒に歩いて、笑って、飲んで❗️お勉強して行きたいと思います。薮内さん有難うございました。これからも宜しくお願い致します。

  4. 野伏澄江 より:

    藪内様猛暑の中お世話頂き有り難う御座いました。神田川クルーズ、貨幣博物館見学を企画して頂いて7月18日は歴史を学ぶ最高の日となりました。
    クルーズではガイドさんの丁寧な説明で、石垣、各橋の由来等を船の両側の景色を見ながら興味深く聞き入りました。
    御茶ノ水橋の由来は橋の両側から湧き出る水でお茶を立て献上したところ美味しいお茶だと言う事から名付けられたから、茅場橋は茅葺き屋根の集落があった場所だから、鎌倉橋は鎌倉から移住してきた人達が住んで居た場所だから、等も初めて知りました。
    空襲の砲弾で開いた穴をそのまま残されていた橋(過去を忘れないため)もありました。100年~の歴史が詰まったクルーズで心に強く残りました。途中カルガモの親子❤️に出会いました。珍しいとの事(幸せ)。
    貨幣博物館見学では古代から現在迄の歴史と、偽造防止の技術等を学びました。今回のハイキング参加の皆様と親しくなれたことも嬉しく思います。

  5. 近藤 勝子 より:

    藪内様
    今回、ハイキング同好会へ初めて参加させて頂きました。神田川のクルージングでは暑さも忘れて楽しませて頂きました。
    江戸城のお堀側から見る石垣に感動し、くぐり抜けて行く橋と橋の間から見上げるビル群の景観も圧巻でした。
    HPで改めてその日の感動がよみがえってきます。有り難うございました。

  6. 菅谷英逸 より:

    薮内さん
    詳細な旅行記大変参考になりました。
    船上ガイドさんの説明も解りやすく大いに参考になりました。
    流山絵画教室のメンバーでニコライ堂 清洲橋 柳橋等スケッチしていただけに感慨は一入でした。
    特にお茶の水駅側の孔子廟やニコライ堂があった為「聖橋」と名ずけられた橋を船上から見上げると絵心をそそがれました。
    機会があれば描くつもりです。
    素晴らしい企画に感謝です。

  7. 中富 洋子 より:

    「神田川クルーズと貨幣博物館見学」ご参加の皆さま

    東京の猛暑をひと時忘れる ! 日本橋川から沢山の橋の説明と写真、とても楽しく拝見しました。
    穏やかな水面をゆったり進む船の上で美しい景色を楽しみ、、皆さま心に残るひと時を。
    昨年7月の「お台場~浅草クルーズ」素敵なバカンス ! に羨望でしたが、今年はお友達を誘われた方がいて、いかに楽しい同好会か納得です。

    ハイキング同好会世話役 薮内 滋 様

    神田川クルーズ大好評、とても素晴らしいですね ! 参加された方から感謝のコメントが沢山寄せられ
    当日の様子がよくわかります。
    参加者みんなが笑顔の素敵な企画、事前準備から当日の運営まで本当にお疲れ様でした!
    石川県支部は次回の同好会は「日本銀行金沢支店」見学が候補の一つです。

    石川県支部 中富洋子

  8. 薮内 滋 より:

    石川県支部副委員長(HP担当) 中富洋子様

    いつも長文記事と写真と投稿コメントをしっかり読んで頂き有難うございます。
    「神田川クルーズと貨幣博物館見学」は時期的にも人気が出るとは思っていたのですが、まさか昨年4月の水元公園のお花見の33名を超えるとは同好会世話役として嬉しい誤算でした。
    「ふるさと再発見同好会」の次回企画は「日本銀行金沢支店」見学が候補の一つとのこと、北陸三県を統括する支店だけに楽しみにしています。

    ところで、私も本部喜楽会HPの石川県支部さんの紹介ページを閲覧させて頂きました。
    加藤さんの「プチガーデン」、今西さんの「梅干し」、中島さんの「子供お茶教室」どれも夏を感じさせて頂きました。
    そして何よりも嬉しかったのは、7月29日に金沢支社会議室で開催された「支部委員会」の記事です。能登地域の支部委員さんも含めて全員出席されたとのこと本当に嬉しく思いました。深田委員長・小西副委員長・中富副委員長のコメントにも伝統ある石川県支部を前進させようとの強い意思を感じました。我々も応援していますので頑張って下さい。

    東京都支部の皆様へ

    是非、情報盛沢山の本部喜楽会HPの石川県支部紹介ページを閲覧してください。各記事の最下段のコメント欄に感想をコメントすることも出来ますよ。

    東京都支部(HP担当) 薮内 滋

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