小袖会:7月23日(火)の着付け指導の様子を紹介します。

小袖会は今年度より月1回第4火曜日に着物着付け教室を開催していますが、7月23日(火)の様子をご紹介させて頂きます。

この日は、ベテラン会員のSさんとIさんに5月の定期総会時に入会申出を頂いたTさんと6月のマナビ塾がキッカケで入会頂いたKさんの4人が生徒さんとしてご参加頂き、指導は私(近藤)と会計を担当頂いている黒川さんの2名で行いました。

指導メニューは夏なので「浴衣」でご持参頂いた浴衣や私が用意した浴衣・浴衣下を着て頂き、以下の内容を指導しました。

(1)たたみ方

着物は着る機会が少ないのでタンスにしまっている状態が長く、正しくたたんでおかないとしわになり大変なことになりますので最初にお教えしています。

(2)着物の着付け

着物をきれいに着る次の3点を常に指導しています。浴衣であっても同じです。

①背縫いは必ず背中心にあるようにする、②衽(オクミ)線を上下まっすぐに揃える、③お端折り(オハショリ)をきれいに整える(膨らまない・長過ぎず・短過ぎず)

(3)帯の結び方

今回は浴衣なので半巾帯を使用し、華やかな「変わり結び」を指導しました。

浴衣であっても昔のように着る機会がない中で、上述の(1)~(3)を習得するのは難しいので次回8月27日・次々回9月24日も浴衣を予定しています。

なお、10月~11月は「秋合わせの着付け(帯は名古屋帯の「一重太鼓」)」、12月~1月は「晴れ着の着付け(帯は袋帯の「二重太鼓」)」、2月~4月「春合わせの着付け(帯ついては名古屋帯の「一重太鼓」)」を予定しています。(注:着物・帯・長襦袢・小物類[帯枕・帯揚げ・帯締め・帯留・足袋等]の着付け一式も無料で貸し出ししています。)

その他、季節に関係なく、帯は種類(丸帯・袋帯・名古屋帯・半巾帯・平帯・三尺)毎にTPOに応じた使い分けと結び方があるので、それも適宜ご指導しています。

更に、小袖会では単に着付け指導の場だけでなく、年数回の食事会やカラオケ等懇親の場も設けて会員間の親睦を深めるようにしています。

以上の同好会活動に関心のある方は、近藤(090-8442-6709)までご連絡頂いた上、お気軽に喜楽会室(日本生命日比谷ビル6階)までお越し下さい。お待ちしています。

【 小袖会代表(兼きものコンサルタント) 近藤君子 記 】

小袖会:7月23日(火)の着付け指導の様子を紹介します。” に対して3件のコメントがあります。

  1. 成澤節子 より:

    素晴らしいです 着物を綺麗に 美しく着こなすコツ等 近藤先生のご指導         大会の時小袖会の皆さんが 美しく着てステージに上がられるのを 毎年楽しみにしております 日本の誇れる美ですね 

  2. 中富 洋子 より:

    小袖会代表(兼きものコンサルタント) 近藤君子様

    暑い中浴衣着付け教室、ご指導拝見いたしました。半幅帯の「変わり結び」皆さま後ろ姿も綺麗で
    粋です。このまま出かけたいですね。

    メンズ専科の(R3/12)の浴衣「破れ麻の葉」良かったです ! 日経トレンディに載りそうな感じでした。

    これからの季節のイベントに浴衣はピッタリ ! 着物に勝るお洋服は無しとも、
    次号も楽しみです。近藤先生のご指導に心が動かされます。

    石川県支部 中富洋子

  3. 近藤君子 より:

    石川県支部副委員長 中富様

    この度は浴衣の着付け指導の記事に御丁寧なコメントを頂きありがとうございます。
    又、R3年12月のメンズ専科でAさんの浴衣(「破れ麻の葉」)を指導したHP記事まで取り上げて頂き、感激しています。
    小袖会として、令和元年の総会では、会員(女性)10名が着物姿で、メンズ専科の会員6名が浴衣姿で登壇して頂いたこともありますが、総会の運営上なかなか難しくなっていますので、来年度は他の方法で活動発表したいと思っています。
    私の夢としては、銀座の歩行者天国で開催される夏祭り「ゆかたで銀ブラ」(今年8/3で18回目)に、希望者だけでも良いので会員(メンズ専科会員含む)の皆さんと参加したいと思っています。
    これからも中富様の お言葉を励みに楽しい同好会運営を心掛けたいと存じます。

    小袖会代表 近藤君子

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です