ハイキング同好会：８月３０日（金）「恵比寿ガーデンプレイス巡り」に行って来ました。

８月３０日（金）１３時にJR恵比寿駅に２２名の方々（内3名が新規参加者）にお集まり頂きました。（台風10号の影響による風雨の強さの変化を数日前よりグループLINEでお知らせしながら、当日朝に決行の最終判断をさせて頂きました。）

東口から屋根と壁に囲まれた動く歩道「スカイウォーク」で「恵比寿ガーデンプレイス」の入り口まで移動し、更に地下道を通ったので敷地内にある最初の施設「東京都写真美術館」（別称「TOPミュージアム」）までは、全く濡れずに移動出来ました。

同美術館は、「写真・映像」を専門とする世界的にも数少ない美術館で、３階と２階と地下１階に３つの展示室をもち、国内外の優れた作品を紹介する企画展と収蔵作品をテーマに沿ってセレクトした収蔵展がそれぞれ数か月毎に入れ替わって開催されています。

今回は、２階の「今森光彦“にっぽんの里山”」と３階の「TOPコレクション“見ることの重奏”」を２班に分かれて鑑賞して来ました。

前者は、自然写真家の今森氏がライフワークとして日本の里山を撮り続けてきた作品１９０点を四季に分けて展示されていました。朝霧の中に広がる棚田、遠くの山々をバックにした畑の中で作業する農家の人々、色鮮やかな花に寄ってきた美しい蝶等に何とも言えない感動を覚えました。今森氏が里山に対する思いを語った映像も作者に共感を持てて良かったように思いました。

後者は、セピア色の建物の屋内・ビル群やカーテンが風でそよぐ一瞬の動きやわざとピントをずらした人々の顔や踊りに熱中する群衆等個性的な作品が展示されていました。作者の意図が理解出来なかった作品もあったと思われますが、写真のもつ芸術性の幅の広さは感じられたように思いました。

各人の鑑賞時間が異なるので早く見終わった方々には、2階のショップ前の休憩コーナーを予定退館時間の１４時１５分までの待機場所にさせて頂きました。

美術館を出ると、すぐ隣りにある次の施設「恵比寿ガーデンプレイスタワー」に移動し、展望用エレベーターに乗りました。

JR恵比寿駅の背景に見える渋谷の高層ビル群を眺めながら３８階まで上がると、エレベーターの横がガラス張りになっており、目黒から武蔵小杉の高層ビル群と更にその奥には横浜のみなとみらい21の横浜ラウンドマークタワーが見えました。

同フロアーの縦長の通路の真ん中あたりを左折すると「スカイラウンジ」（無料）があり、東京タワーや六本木の高層ビル群に僅かですがレインボーブリッジも見れました。皆さん大きなガラス窓越しに見える景色にしばし興奮したご様子でした。

同タワーを出るとラッキーなことに雨が止んでいたので、恵比寿ガーデンプレイスの写真スポットである円形屋根付きのセンター広場をバックに全員の集合写真を撮りました。（正面に見える西洋式建物は、シャトーレストラン「ジョエル・ロブション」（高級フレンチ店）です。）

次に同広場を挟んでタワーと反対側にある施設「センタープラザ」の地下通路を通って、同プラザの裏手にある最終目的施設の「ヱビスブルワリー東京」に入館しました。

入口を入ると階段下の正面に大きなエビスビールのマークがあったので、蒸留釜をバックにここでも集合写真を撮りました。

蒸留釜の左手にある「ミュージアムエリア」（無料）に入室し、“ヱビス”の事業及び商品と発祥の地“恵比寿”について発展の歴史に関わる写真や展示品を説明プレートを読みながら各自で見学しました。

予定より少し遅くなりましたが１５時に同ミュージアムの前で解散しました。

その際、お配りした「恵比寿ガーデンプレイス」の施設案内パンフレットを参照にして、以後は、仲良しメンバー同士で興味のある飲食店をご自由に利用頂くようお願いしました。

なお、蒸留釜の右手（「ミュージアムエリア」の反対側）にある「タップエリア」（生ビールとつまみ・軽食を提供）が、台風の影響でいつもより利用者が少なかったこともあり、参加者の内１６名が利用することが出来ました。「ヱビスブルワリー東京」でしか味わえない昔の酵母を使用した“ヱビスインフィニティ”や“４種飲み比べセット”を飲みながら更なる親交を深めることが出来たと参加者よりお聞きしました。

次回９月企画は、既にご案内している「石神井公園と周辺散策」です。対照的な三宝寺池と石神井池を歩いて頂きます。また「石神井公園ふるさと文化館」（無料）も練馬区石神井の歴史・文化の紹介施設として楽しめます。〆切（５日）を過ぎましたがまだ枠がありますので興味のある方は至急参加申込願います。

【 ハイキング同好会世話役　薮内　滋　記 】