俳句同好会:12月8日(月)例会及び納会を開催しました。

12月8日(月)13時~16時まで例会を開催しました。講師の森(モリ)高幸先生、藤埜まさ志先生を入れて12名の俳句会ですが、欠席の4名からも投句があり合計78句が出そろいました。

今月のお題(兼題)は、「短日(日短か)」、「手袋」、「焼芋」の3つです。

ちなみに先生方の高評価の句は以下の通りでした。(注:[  ]は作者)

・手袋の指の先まで意思通す [田中富美代]

・少しずつ指のかたちに毛糸編む [金玉靖子]

・泣きたらぬ目をしてポインセチアかな [荒井由季子]

・円居して焼べし焼芋分けにけり [荒井清和]

・アカペラの聖歌天井桟敷まで [田中富美代]

・京の旅パンフと同じ紅葉色 [小林真砂子]

また、多くの方から支持された句では、

・助詞ひとつ決まらぬままの暮早し [田中富美代]

・縄のれんくぐり手袋噛んで脱ぐ [谷平政隆]

・黒板の未完の数式日短か [森高幸]

・短日や何故か重たき腕時計 [黒田正実]

・仏前で焼芋ひそと食べており [川口美沙子]

提出された78句もの中から選ばれた句はさすがに詠み応えのある句ばかりです。

 

16時になり、忘年会兼納会に移ります。

今回は亀井枝美さんを中心に食材を揃えていただき、写真のように美味しい御馳走が並びました。

藤埜先生の納会のご挨拶があり、ワイガヤの懇親会となりました。お酒は焼酎の「森伊蔵」や日本酒の「鳳凰美田」「羽根屋」といった銘醸酒が揃い。

俳句を嗜む人の上限の声量での懇親が図られました。約1時間の会でしたが、皆さん満足されて帰路に着かれました。

新年の句会は1月5日(月)に始めます。一度俳句なるものに触れてみたいと思われる方は同日13時に日生日比谷ビルの6階にあります「喜楽会室」へぜひお運びください。

【 俳句同好会世話役 続谷恵二 記 】

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