マナビ塾:6月30日(火)「算命学」について学びました。

梅雨の晴れ間の6月30日(火)、令和8年度第一回目のマナビ塾を開講いたしました。

今回のテーマは荒木智恵子講師をお迎えしての「運命改良の学問、算命学を知ろう!」でした。

荒木講師は日本生命保険(相)にご入社後、生命保険の契約保全部門を皮切りにご契約者様との接点に立つ支社、ライフプラザ、事務センター等を経て、後半は日本生命保険(相)職員の一層の活躍を支援する“輝き推進室”で活躍されていましたが、一念発起、ご自身の人生を再構築しようと53才で早期退職を思い立ち八ヶ岳の麓で配偶者様とともに自らの第二の人生をスタートさせた経験をお持ちになっていらっしゃいます。

そして「その後押しをしたのが”算命学”なんですよ」と算命学を学び、深めている今を生き生きと語ってくださいました。

そして自分にとって人間を知る人間学と捉えていますと興味深い話が始まりました。

 

1.「運命改良の学問、”算命学”」それは一体どのような学問なのでしょうか。

 1) 算命学とは、約4000年前の中国大陸において成立した自然科学・万象学をベースにした人間学です。

古代中国王家の帝王学として尊重され、処世術や軍略、あるいは政治に用いられ、長い間秘伝とされてきました。

実はこの学問によって個人の行動・思考、組織や集団(家族)の運命・動向、世の中の動き、自然現象、すべてのことを理論的に読み取ることができるのです。

後ほど日本国の運気の流れと、皆さまに関係の深い日本生命保険(相)の運気の流れを例にご説明いたしましょう。

2) また算命学は、人間は小宇宙であると考え、陰陽五行(木火土金水)、十干・十二支を元に人間の宿命(変えることができないもの)と運命(変えることができるもの)を観ていきます。

具体的な仕組みとしては、生年月日を干支(十干+十二支)で表し、その組み合わせを分析し、陰占・陽占(=人体星図)などで立体的に読み解くのが特徴と言えるでしょう。

 十干とは  ⇒ 甲乙丙丁戊己庚辛壬癸

 十二支とは ⇒ 子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥

3) 算命学は「未来の出来事を決め打ちで当てる」というより、

・人生の宿命と運命を知り、未来の在り方を創り出せる ・将来の不安を取り除ける 

・人生の勝負時がわかる ・人間関係の充実が得られ、対処法が会得できる

・自分や家族の才能を引き出し、進路が確定できる いわばより生きやすい選択のために活用されることが多いのが特徴です。

 4) 算命学の一部を使った占いとして、六星占術(天中殺)や動物占い等、ありますが算命学はそういったものも含め広くとらえて観ていくと理解していただきたいです。

 

 2.今年の干支は”丙午(ひのえうま)”ですがそれは一体どんな年なのでしょうか

干支は、十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)を組み合わせた60タイプに分類され、これを60干支と言います。60年で円環的にひと回り、次の次元のスタート(赤ちゃん)に戻るため、還暦は赤を身に着けるお祝いにつながっています。

その中の一つに”丙午(ひのえうま)といわれる年があるのですが、火の要素を二重に持つことから情熱や強さを象徴する年とされます。エネルギーの溢れる年なので、経済面とか政治面とかダイナミックな動きをする反面、不安定要素も持ち合わせています。

株価の大台をクリアしつつも世界のあちこちから聞こえる争いへの不安はそれを裏付けてもいるようです。

前回の丙午(1966年)はどうだったかというと、高度経済成長期イザナギ景気に踏み出した年でもありました。

なお丙午は女性の出生率低下という負の側面も懸念されたりいたしますが、迷信に惑わされることなく新たな時代を期待したいところです。

 

3.日本国の運気と日本生命保険(相)の運気の流れをみてみましょう

算命学で観ることができるのは、個人の宿命や性質だけではなく、会社や国、組織の運気を観ることができます。

国の運気を読むには起点を憲法施行日としているので、1947年5月3日(憲法記念日)となります。国の生まれた日!の意味ですね。また運気は大きく10年単位で動き、国家運気は50年を一サイクルとします。

ワンサイクル

  • 1947年~動乱期  戦後の混乱期
  • 1957年~教育期  もはや戦後ではない 経済技術の発展
  • 1967年~平和期   経済確立=平和
  • 1977年~庶民台頭期  投資加熱、経済バブル
  • 1987年~権力期   バブル崩壊金融政策強化(陽~陰への転換期)

 ツーサイクル

  • 1997年~動乱期 自衛隊派遣 IT・ネット産業台頭 生保会社破綻 
  • 2007年~教育期 IT産業の発展、東日本大震災 (陰~陽への転換期)  鬼門通過現象の時でもあり
  • 2017年~ 平和期  コロナ禍 働き方の変革

来年2027年からは二度目の庶民台頭期を迎えますが二極化が進むのではと思っています。

次に日本生命保険(相)ですが、会社の運気の起点は創業日となるので1889年7月4日となり、国と同様、会社も運気は10年単位、50年サイクルで循環します。

スリーサイクル目の1989年~動乱期、1999年~教育期、2009年~平和期、2019~庶民台頭期に入っています。国の運気と比較しても、生保破綻の影響への対応、給付金保険金不払い問題への対応等々、東日本大震災対応を含め大きな試練を通過してきています。

なお、まだ先のことではありますが、AIが自らを進化させ人類の知性を超えるのではないかと言われる「シンギュラリティ」(技術的特異点:未来学者のレイ・カーツワイル氏の2045年頃に到来するとの予測が有名)も控え、AI関連の技術や知識を持つ者と持たざる者の格差が大きくなるのではないかともやもやしたものも残るところではあります。

 

4.天中殺と算命学「命式」について

天中殺とは12年に一度、2年間だけ天が味方をしてくれない、時間と空間が不自然な時期を言います。空間がなく時間だけが流れる、精神がなく肉体だけがある。

空間の枠がなくなるので、果てしなく上昇または下降するといった状態ですが、正常な判断ができなくなる「不自然な時」なので一般に凶期とされますが、使い方次第で変化や飛躍のチャンス期ともいわれます。

天中殺の年には「根を太らすときと捉え、日々淡々と過ごし精神世界の充実や、世のため人のため、現実利を追わない等に向かう」のをお勧めします。

天中殺のお話に続いて、受講者の皆さまの生年月日を事前にお聞きして個々人に作成配布頂いた各自の宿命や運命の流れを図式化した設計図(表)、=算命学では「命式」と呼びます=に記載されている”十大主星”の特徴を解説いただきました。

 十大主星とは ⇒ 貫索星 石門星 鳳閣星 調舒星 禄存星 司禄星 車騎星 牽牛星 龍高星 玉堂星

例えば龍高星・玉堂星は知恵の星であり、参加者の「命式」を拝見するにこれらの星を持つ方も多く、知を求めていく姿勢とつながるとおっしゃっておいででした。

算命学が古代中国の帝王学として長らく秘伝とされてきたものであり、理論的に行動思考、運命・動向を読み取る奥の深い学問なのだということ、講師ご自身にとって人間を知る人間学と捉えていることがとてもよく伝わってまいりました。

「命式」が提示するものに一喜一憂することではなく、それをどう生かしていくように年・月・日を過ごしていくか、自分自身の生き方を見直すチャンスにもなった講演でした。

講師曰く、しばらくは個人の時代、平和期から庶民台頭期にあたると勇気づけられながらの二時間、2026年度の巻頭を飾るにふさわしいご講演をありがとうございました。

 

次回は 7月27日(月) 10:00~ 「東京オペラシテイのバックヤード探訪」のフィールドワークです。

京王新線初台駅東口(新宿より)下車、オペラシティ3階ホール前集合です。大勢の皆様のご参加をお待ちしています。

【 マナビ塾世話役 栗原麗子 記 】

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