ハイキング同好会:8月28日(金)「インターメディアテク」見学に行って来ました。

残暑厳しい8月28日(金)、JR東京駅丸の内南口前の“JPタワー(KITTE)”の1階アトリウムに、参加者25名全員が定刻のPM1時15分前までにお集まり頂きました。

集合時の事務連絡で、世話役の薮内さんよりフロアガイドを配布した上で、「今回のミュージアムは2階と3階の2フロアーになっているので、A班は2階からB班は3階から先に見学して欲しい。又、2階は主に自然史関連の展示物で広めなので30分を目途に、3階は文化史関連の展示物でやや狭いので15分を目途に各自自由に見学し、早く見学を終えた方は、4階の『旧中央郵便局長室』見学や、2~4階の商業施設を覗く等して、最終的にはPM2時30分に再度1階のアトリウムに集合して欲しい。」ことを説明しました。

その後、全員でエスカレーターで2階に上がり、学術総合ミュージアム「インターメディアテク」の入館入口にて、リュックや大きな荷物を持っている方はロッカーに預けるように受付担当者より指示されました。

全員入館したところで、入り口左手の3階へ上がる階段横の大きな壁面に大きなワニの骨格標本がありましたので、2班に分かれる前にまずは全員の集合写真を撮りました。

館内はシックで昭和モダンの匂いがする内装となっており、堅苦しい博物館のイメージは全くありませんでした。

2階では、入り口横にクジラ、キリン、アカシカ等の大型骨格標本の迫力に驚きながら、亀・カエル・コウモリ・魚などの小さな骨格標本も興味がそそられました。

また、10メートルの尾を垂らした尾長鶏のはく製、大きな葉っぱや大きなカニ等の動植物標本、色々な岩石標本も印象的でした。

3階では、まず初めに明治・大正時代の大きな蓄音機数台がガラスケースに囲まれながらも芸術的に配置されているのに感動しました。その他に古代の中国・ペルシャ・イランの遺物等もきれいに陳列されていました。

また大きな帆船模型や昔の大時計も目を引かれていた方が多かったように思います。

以上、東京大学が開学以来蓄積してきた貴重な学術標本や研究資料が、広く落ち着いた空間に美しいアートのように展示されており、皆さんそれぞれに感慨深く見学されていました。

集合時間も迫る中後ろ髪をひかれつつPM2時10分頃には殆どの方が4階へ移動し、「旧中央郵便局長室」見学をしました。

こちらは、床やガラス窓など当時の素材を使用し、一部が再現されています。大きなデスクに座り局長に成りきって写真を撮ったり、窓から見える美しいJR東京駅丸の内駅舎や東京本社ビルの景色を思い思いに楽しみました。

その後、予定通りPM2時30分に全員1階のアトリウムに再び集合した上で解散となりました。

解散後、希望者24名の方々には1階にある「Beer&Spice]に早速ご案内しました。

6テーブルを押さえる中でお店の方から「スムーズに懇親会が始められるように各テーブル毎に“前菜6種盛合わせ”だけ事前に頼んでもらえないか」との提案があり、幹事の独断で発注しましたが、着席すると直ぐに生ハムやマリネの前菜プレートが運ばれてきて、乾杯とともに賑やかな会話を始めることができたように思います。その後も種類豊富なビールや美味しいピザ等で約2時間、皆さんの会話が盛り上がったのは言うまでもありません。

懇親会終了後、お店の前で全員集合写真を撮ってから一旦散会となったのですが、アトリウムの5階の天井から吊り下げられていた福岡の八女市の提灯が見事だったので、その場に残っていた皆さんで再度写真を撮ってから二度目の散会となりました。

9月企画は、既にHPに掲載している通り9月25日(木)の「昭和記念公園」散策です。案内には募集締め切りを9月10日(水)と記載させて頂いてますが、実は9月4日に既に参加者枠30名が埋まってしまいました。よって今後参加申込み頂いた場合はキャンセル待ちとしての受付になりますので何卒ご了承願います。

ハイキング同好会幹事 金子 恵 記 】

Views: 305

ハイキング同好会:8月28日(金)「インターメディアテク」見学に行って来ました。” に対して10件のコメントがあります。

  1. 榎本淳子 より:

    インターメディアテクでの詳細なレポートを読みながらじっくりと思い出しました(^.^)
    展示物の一点一点がとても貴重で、素晴らしく、歴史を感じましたし、よくぞここまで丁寧に保管されていたものだと、本当に感動でした。昔の絵で生地を使われていたのが並んでまして思わずスゴー!!
    標本などの種類もかなり多くてまだまだ観ていたいなぁ(笑)
    別な機会にまた東京駅に行ったらみてみたいと思いました(^.^)

    毎回のことですが、幹事さま達の事前準備など本当にお世話になり有り難うございましたm(__)m

  2. 成澤節子 より:

    沢山の思い出写真 そして記事 ありがとうございました 身近にこんな素晴らしい所が有ったことに 深く感動しています ハイキングの企画 ほんとに 言い尽くせないほどの 素晴らしき事に いつも感謝しております また当日の記事には 一つ一つの場面が 浮かび上がり 楽しさ 素晴らしさを 再度感じることが出来ました 心から感謝です

  3. 杉本桂子 より:

    まだハイキング同好会は2回目ですが、幹事さん達の事前準備等にこの投稿を感謝の気持ちをお伝えした句、投稿しました。
    沢山の記念写真、金子さんの記事を読みながら、思い出しながら、楽しく見させて頂きました。有難うございます。こんな素敵な、昭和のレトロを感じられる場が、東京駅そばにある事も知らず、毎月楽しみにしております。本当に有難うございました。

  4. 村尾晶子 より:

    金子様、薮内様、「インターメディアテク見学」の詳細の記事と写真を有難うございました。
    再度行った気分になり、楽しく読ませて頂き、写真を見ています。資料やハイキンググループのアルバムを開いて、動植物の標本やワニ、カニ、タヌキなどの模型を見ながら、皆さんとの楽しい語らい(暑気払い)を思い起こしました。まだまだ暑さが続きますがこれからも色んな場所へ行きたいですね。何回でも暑気払いをし暑さを和らげたいです。

  5. 金子恵 より:

    榎本様、成澤様、杉本様、村尾様

    さっそくのコメントありがとうございます。
    いつもは最寄り駅改札口で集合ですが、今回の集合場所のアトリウムでは、5階の吹き抜けから巨大な提灯が釣り下げられたイベント中ということもあり、ラッキーでした。
    初めてのHP掲載でしたが、東京大学の数々の貴重なコレクション、感嘆しながら見入っている皆さんの姿が浮かび、ついついあれもこれも書きたくなってしまいます。いい写真が多くて盛沢山になりましたが、楽しんで見ていただけて本当によかったです。
    これからも新たな場所に皆さんと一緒に行けることを楽しみにしています。

    1. 榎本淳子 より:

      金子さま
      早速のお返事有り難うございます(^.^)
      貴重な体験ができ嬉しかったです♪
      また、新しい体験を楽しみに待ってます(笑)

  6. 中富 洋子 より:

    ハイキング同好会幹事 金子 恵 様
    学術総合ミュージアム「インターメディアテク」見学の皆様へ

    まず、ワニの標本をバックの写真に釘付けに ! 薮内様の左横の始祖鳥?!化石に出てくる
    オプテリスクのような標本も、メディアとしての展示 伝わり楽しいです。

    窓越しに東京駅が見える旧中央郵便局からのレトロな景色・・・
    いいなぁ。
    以前の歴博の時もそうでしたが、新しいミュージアムの形、
    参加の皆さまのコメントで伝わりました。
    この記事を閲覧された皆さまは、きっと行きたくなりますね♡

    「Beer&Spice]楽しいことはまだまだ続き、、長い一日お疲れ様でした!

    石川県支部 中富 洋子

  7. 金子恵 より:

    石川県支部 中富副委員長様

    いつもハイキング同好会へ温かいコメントを下さいましてありがとうございます。
    貴重な学術標本の展示と共に、静かな落ち着ける空間の様子がお伝えできていたようで嬉しい限りです。

    4階の旧中央郵便局長室からの景色も素晴らしいですが、さらにお時間がありましたら、6階の屋上庭園にあるキッテガーデンからの眺望も、JR東京駅丸の内駅舎を間近に一望出来てお勧めです。

    ところで、以前に御子息様が東京へ転勤されていて、こちらにいらっしゃる機会があると読ませて頂きました。
    是非その際にはインターメディアテクを訪れて楽しんでいただけましたらと思います。
    そしてご興味のある企画がありましたら、都合が合います月に是非ご一緒にご参加頂けましたらと、吉報をお待ち申し上げております。

    ハイキング同好会幹事 金子 恵

  8. 川北令子 より:

    暑い中をものともせずに元気な顔ぶれが,頼もしい限りです‼️

    元気な源は,二次会で皆が手にしてる,グラスの中に入ってるものですね❣️

    これには敵いませんです!残念だけど

  9. 金子恵 より:

    川北様

    この日も猛暑でしたが、皆さんミュージアムをくまなく歩いて熱心に鑑賞し、解散後の懇親会ビアホールではようやく座って乾杯!と楽しいひとときでした。皆さんのはつらつ元気な様子を感じて頂けたようで嬉しいです。
    お時間が合いましたら、是非ご一緒にご参加頂きますようお待ちいたしております。

川北令子 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です