ハイキング同好会:7月21日(火)東京港巡りと旧芝離宮恩賜庭園散策に行ってきました

快晴が続いた最高気温38度の当日、集合場所のゆりかもめ「芝浦駅」東口(2階)に集合時間の9時50分までに参加申込者全員35名が集まり、高架の通路を通って少し離れた「竹芝小型船発着所」の管理事務所に移動しました。

団体予約の手続きを薮内さんが済まされると、管理事務所から我々を含む乗船申込者全員に資料が配布されました。

配布された資料は4部と盛り沢山で、主な内容は、運航コース&東京湾案内の写真入りのA3版・物流の拠点を解説した地図の入った見開きのカタログ・暮らしを支える東京港、と更に嬉しいうちわ付きです。うちわには2026年度内運航開始予定の「水素燃料電池船」の愛称募集中!とありました。

出航時間までの時間を利用して管理事務所の休憩スペースにて、お世話役の薮内さんより「参加者名簿兼本日の行程」資料を元に簡単な説明(船内の座席配置や同好会がセットした懇親会会場への行き方等)がありました。

続いて、今回初めて参加された東京北Gの6名の皆さんを幹事の鍛さん(前東京都支部委員長)よりご紹介頂きました。6名は、4月に解散した喜楽会東京北支部から5月に東京都支部に移られた方々で、東京北支部のハイキング同好会のメンバーとのことでした。また東京都支部のハイキング同好会は、東京北支部に元々あったハイキング同好会の企画に相乗りする形で鍛さんが2019年に発足させたとの説明に皆さん歴史的な繋がりを感じました。

10時30分近くになると、乗船案内が始まりました。乗船する「東京みなと丸」は、東京都港湾局が所有・運営している視察船だそうですが、全長35m・幅7.8mの2階建ての白くきれいな船で、定員50名とのことです。(この日は我々を含め49名でした。

船内に入ると冷房が効いていて涼しく、両側にある窓側の席と中央の長く大きなテーブルを囲んだ席が配置されていて自由席でした。前方には大きなスクリーンがあり、窓が無い代わりにに進行方向の景色が写し出されていました。

最初に船内ガイドの方から、本来は、75分コースを一日2便運航しているが、直前の20日から夏休み対応として60分の短縮コースを一日3便運航している。この為、東京ゲートブリッジまでは行かない。」との説明がありました。

運航コースは、竹芝ふ頭を出発して、日の出ふ頭→芝浦ふ頭→レインボーブリッジ→品川ふ頭→大井コンテナふ頭→中央防波堤外側コンテナふ頭→海の森→フェリーふ頭→10号地ふ頭→お台場ライナーふ頭→青海コンテナふ頭→東京国際クルーズターミナル→臨海副都心→晴海ふ頭(晴海フラッグ)→竹芝ふ頭に11時30分に戻るとのことでした。

短縮コースとは言え、普段眺めたことのない船上からならではの景色を説明を聞きながら進むので、あっという間の60分間でした。

以下、ガイドさんの説明の主だった箇所と私の感想を掲載させて頂きます。

東京港は東京湾にある6つの港の中で一番都心に近い港で1941年に国際貿易港として開港されたそうです。但し、すぐに太平洋戦争が勃発し、軍港になってしまい、敗戦後はGHQの下で米軍が占有し、ようやく1955年に本格的に日本の商業港になったそうです。

現在の東京港はコンテナ輸送に取り組み、現在は大井・青海・品川・中央防波堤外側の各コンテナふ頭が、アメリカ、アジア、オセアニア、アフリカ、ヨーロを披露ッパなど世界の主要港と結ばれて、年間4,900隻以上の船がやってくる一大輸入基地だそうです。

全国の輸入量に占める東京港経由の輸入量の割合が、肉は41%、サケ・マスは61%、エビは75%(配布資料より)と聞き、ぐっと身近に感じます。

「芝浦ふ頭」の先にある「レインボーブリッジ」は、真下をくぐり、橋を支えている太い柱等を近くから見ることが出来て、当時の建設工事がいかに大変だったかと想像を巡らせました。

「品川ふ頭」は、北側は北海道と東京湾を結ぶ定期航路の基地で、接岸していた船のコンテナには主に新聞巻取紙や自動車などを運ぶそうです。南側は、日本で最初のコンテナふ頭で、中国・韓国航路や東南アジア航路などの近海航路に利用されているそうです。

カラフルな箱は「ドライコンテナ」、白は「冷凍冷蔵コンテナ」で、マイナス30℃にもなり肉魚などの生鮮食品が入れられ、それらを一緒に運べることが可能となっているそうです。

「大井ふ頭」は、首都圏における日本屈指のふ頭で、船会社が専用的にふ頭を借りており、世界各地の代表的な港と定期航路で結ばれているとのことです。

「中央防波堤外側コンテナふ頭」では、大型化するコンテナ船の受入れに対応すべく、現在、Y3バースという新たなコンテナターミナルを整備中とのことで、まだまだ拡大しそうでした。

中央防波堤の内側には、「海の森公園」がありました。ゴミの山といわれていた島に植木が植えられ美しい森に生まれ変わらせるプロジェクトが進み、2025年3月にオープンしたそうで、約60ヘクタールと23区内でも最大級の公園となっているとのことです。今後、更に149ヘクタールまでの拡張計画があるとのことなので驚きです。

コースの途中で高いクレーンを載せた変わった形の「浚渫(しゅんせつ)船」について説明がありました。元々、東京港は遠浅だった為、15m程の深さまで掘って港にしたそうですが、この船が今も海底の体積土砂を取り除いてくれているそうです。

帰路コースに入り圧巻だったのは、「青海(あおみ)ふ頭」でした。大型船に対応した全長1.5Kmの岸壁に赤と白のコントラストが美しい巨大なガントリークレーン9基が居並ぶ姿は壮観でした。キリンの首の付け根あたりに操縦席があり一人で操作するそうで、2分間に1個の割合でコンテナを積み下ろすことが出来る大変力持ちの荷役機械だそうです。

その巨大クレーンの前にONEと書かれた巨大コンテナ船が停泊していましたが、「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス」の頭文字で川崎汽船・商船三井・日本郵船の3社が設立した世界6位のコンテナ船会社だそうです。コンテナと船の代表色は日本の桜をイメージしたピンクだそうです。

続いて大きく反った屋根が特徴的な「東京国際クルーズターミナル」は、レインボーブリッジ手前に設けられ、同橋の下を通過出来ないような世界最大級のクルーズ客船でも寄港出来る“東京の海の玄関口”として2020年9月に開業したそうです。

最後に晴海ふ頭公園にある元選手村を改修・新築した「晴海フラッグ」の高層マンション群は、各国の国旗が集まった場所として「フラッグ」の名前が付けられたそうですが、遠目からも全体がよくデザインされた最先端の街であることが窺われました。

運航の終盤に近づくと、ガイドの方が、「東京湾の歌」を披露してくださいました。この歌は、昭和30年(1955年)の開港15周年「東京みなと祭」に際して募集し、作詞は一般公募から選ばれた宮本卓さん、作曲は海上自衛隊東京音楽隊長の高山実さんだそうです。

なお、毎年5月20日前後の土日には、開港記念日を祝して「東京みなと祭」が行われ、さまざまなイベントがあるそうですので、興味のある方は是非「竹芝小型船発着所」にお越しください。

下船後、「東京みなと丸」をバックに全員で集合写真を撮ってから、管理事務所に全員入って、薮内さんから、この後の「旧芝離宮恩賜庭園散策」に参加されない10名の方とはここで別れることと、同散策を事前に参加希望した方で熱中症防止の観点から参加を取り止める方は申出てもらいたいことと、取り止めた方で散策終了後の同好会がセットした懇親会(ブルーフロント芝浦内のイタリアン)に参加申込されている方は、庭園近くの喫茶店で待機してもらいたいことの説明がありました。

その後、「竹芝駅」で散策を取りやめた1名の方と別れ、残りの24名が「竹芝駅」から高架の歩行専用通路の「ポートデッキ」を通って「浜松町駅北口」まで移動しました。

「旧芝離宮恩賜庭園」は、高架の「浜松町駅北口」の真下に入口があることから、散策を取り止めた7名の方には庭園の向かい側のビルの中の喫茶店で待機してもらうことにして、結局、庭園散策には17名が参加しました。

旧芝離宮恩賜庭園は、池泉を中心とした回遊式庭園で、かつては海面でしたが、明暦(1655~1658)年頃に埋め立てられ、延宝6(1678)年に大久保忠朝の邸地となり、その後幕末に紀州徳川家の芝お屋敷となりました。関東大震災によって建物と樹木のほとんどが焼失しましたが、翌大正13(1924)年1月、昭和天皇のご成婚記念として東京市(都)に下暢され、同4月に一般に公開されました。

都会の喧騒をわすれさせてくれる静かな庭園で、見上げるとバックに高層ビルが聳え立つ景観は、まさに都会のオアシスでした。

大池の周りを廻り、枯滝や中島や築山を鑑賞しながら、高層ビルや雪見灯籠を背景に写真を撮りました。

30分程の散策を終えて、予定通り12時45分に庭園出口で解散となり、同好会のセットした懇親会(ブルーフロント芝浦)に参加申込している10名と個別の懇親会を計画されていた上野Gの7名の方に別れました。

この後、待機していた7名が合流し、同好会のセットした懇親会の参加申込者17名で、浜松町駅北口から駅構内を抜けて南口に出て、徒歩10分の商業施設「ブルーフロント芝浦」の2階にあるイタリアン「シャッターズ」に向かいました。

デザートと珈琲付きの3,000円のコース(他のドリンクは個人負担)は、フレッシュなトマトソースがたっぷりで、猛暑で疲れた皆さんを心地よく更に元気にしてくれたようでした。3種類から選ぶデザートも美味しいと評判でした。

夏休みのランチタイムで大人数の予約が困難な中で、素敵なお店を探してくれた榎本さん(千代田G)に皆さん大感謝でした。

芝浦地区は浜松町駅周辺を含めて開発中で、大規模オフイスビルや歩行者デッキなどが誕生しており、新たな街に変貌して行く姿を直に体験することが出来た一日となりました。

上の画像は、個別で懇親会を実施した皆様からLINEグループを通じて連携された写真を掲載させて頂いたものです。

次回のハイキング同好会は、8月19日(火)「警視庁本部見学」ですが、参加募集人数35名に対して現在(8月6日)33名の申込となっています。残り2名ですので参加希望者は世話役の薮内さんまで至急お申込み願います。

【 ハイキング同好会幹事  金子 恵 】

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ハイキング同好会:7月21日(火)東京港巡りと旧芝離宮恩賜庭園散策に行ってきました” に対して1件のコメントがあります。

  1. 榎本淳子 より:

    東京湾東京みなと丸に初めて乗船させていただきました。クルーズとかではないので、船内ではガイドさんからの細心な説明に頷きながら、まわりの各コンテナとか船の色んな種類などビックリのがほとんどでしたが、歴史も感じて大変勉強になりました。
    いつもながらの細部にわたる金子さんのレポートを読みながらウンウン(笑)頷いてました。
    旧芝離宮恩賜庭園にはわたしは降りなくて(笑)喫茶店の中で涼んでまってましたが。
    素晴らしい庭園でしたね
    上から拝見致しました。
    幹事の皆様、お世話くださった皆様に感謝感謝でございます。
    有り難うございましたm(__)m

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