ハイキング同好会:6月4日(水)初夏の北鎌倉散策に行ってきました

毎回人気の鎌倉散策です。今回も元鎌倉協会会員の中村烈さん(千代田G会長)に企画頂き、いつもより多い30名の参加者で行ってまいりました。

数日前まで台風で開催できるか心配でしたが、関東を前日に通過してくれたおかげで無事に開催となりました。(特に長寿寺は雨天時は拝観出来なくなる為)

ご案内では、9時50分にJR横須賀線「鎌倉駅」に集合としていましたが、新川崎~横浜間の踏切にトラックが入り込み立往生するハプニングが発生し、電車が15分程延着になりました。それでも10時には30名全員が元気に集まることが出来たのはさすがでした。

さっそく中村烈さんより本日の行程説明と3名のガイドさん方のご紹介がありました。今回も我々の為にガイド協会が「明月院・長寿寺・亀ヶ谷坂・アジサイ雑学」を解説した資料を用意してくれていました。感謝!!

A~Cの3班に分かれてそれぞれ担当のガイドさんの案内で、A班から順に出発です。

線路沿いに歩き出し10分程行くと、牧野富太郎博士が名付けた日本古来の「姫アジサイ」の群生がお出迎えです。その青色は「明月院ブルー」とも言われています。

「明月院」は、平治の乱で戦死した山内首藤(すどう)俊通の供養として息子の経俊が「明月庵」を1160年に建てたの起源とされています。その後、北条時頼がこの地に「最明寺」を建てましたが廃絶し、息子の時宗が「禅興寺」として創建したとのこと。更に室町時代になって、鎌倉公方の足利氏満から禅興寺中興の命を受けた上杉憲方が寺院を拡大し、1380年に禅興寺の塔頭(たっちゅう)として「明月院」を創建したそうです。禅興寺は明治初年に廃寺となりましたが、明月院だけが残ったとのことです。

多くの観光客で込み合う中、別料金となっている本堂後庭園に入ると、かなり人もまばらとなり、本堂の「悟りの窓」を裏庭から眺めることが出来ました。

本堂後庭園の中央部には「花菖蒲園」が広がっていました。しかし、30年間途絶えることなく毎年6月に楽しませてくれた花菖蒲ですが、この数年の異常な天候を起因とするコガネムシの幼虫の大繁殖による根芋の食害と野生動物にあらされる等で全滅に至ってしまい、現在は一からやり直し新しい苗を植え付けたとのことでした。

この為、ここ1~2年は華やかさに欠けているそうです。とは言え、前日までの雨で澄んだ空気と濃い緑の中、咲き始めの花菖蒲の鮮やかな紫の花をゆっくりと鑑賞することが出来ました。

明月院を後にし、「長春亭」の角を曲がって「長寿寺」へ向かいました。「長春亭」は、大正昭和期の浮世絵師・日本画家・版画家である伊藤浸水(女優・朝丘雪路さんの父)ゆかりの茶室で、京都から移築されたそうです。

「長寿寺」は、足利尊氏が邸跡に1336年に創建し、諸山第一位の列(臨済宗における寺格の最高位)に定められています。境内奥には尊氏の遺髪を埋葬したお墓がありました。

「長寿寺」では、会話禁止ということで、お寺を入る手前の道でガイドさんからの説明がありました。本堂の裏庭が枯山水となっていて、赤い敷物や座布団・椅子が設けられた書院からの眺めには、皆さん感動されていました。枯山水には、赤い小さなサツキも綺麗に咲いており皆さんサツキをバックに写真を撮られていたようでした。

また、裏手の小山には綺麗なガクアジサイもたくさん咲いていました。趣のある本堂・枯山水とともに季節限定の長寿寺の拝観は、皆さん気に入って頂けたようでした。

長寿寺の拝観は、季節限定で、雨天中止の為、拝観される際は、事前確認されることをお勧めします。

拝観を終え、長寿寺のすぐ横にある亀ヶ谷坂(カメガヤツサカ)で、全員の集合写真を撮りました。実は、昨年の6月5日の北鎌倉散策時(浄智寺の拝観の後)にもアジサイの有名な場所として同じ場所で写真を撮っていますが、今年の方が花が少ないのは残念でした。(昨年の北鎌倉散策の記事の写真と比較頂ければ幸いです。)

亀ヶ谷坂の入り口の斜め前にあるバス停(建長寺)から鎌倉駅行きのバスに乗って、鎌倉駅東口に着き、予定通り12時45分に解散となりました。

解散後、懇親会参加希望者の27名は、小町通りに入り、懇親会場の「二楽荘」へ向かいました。同店は、中村烈氏の紹介で鎌倉散策後の親睦会会場ですっかりおなじみとなっていますが、昭和9年創業の上海料理の名店です。

皆さん席に着き、各自おのおので飲み物を注文すると、さっそく中村烈さんの挨拶と乾杯でスタートです。テーブル毎に会話が弾み、次々と出されるお料理に皆さん舌鼓を打っていました。老舗の美味しい中華料理のコースを特別価格(3000円)で食べれたのですから、皆さん大満足されていました。

楽しい時間もあっという間に過ぎ、藪内さんより締めの挨拶と、アンケートが回収されて散会しました。(一部の方は、薮内さんの案内で、鎌倉土産として大人気の「クルミっ子」を買うために「紅谷(べにや)」小町横路店に行かれたようでした。)

次回のハイキングは、7月21日(火)、視察船「東京みなと丸」による東京港巡りです。大江戸だより第32号の「ハイキングの年間スケジュール」では7月15日になっていますが日程と乗船時間が変更となったことから、HPの案内前にハイキング同好会のLINEグループにて告知したところ、既に定員35名が埋まってしまいました。従いまして、今後の申込はキャンセル待ちになりますので何卒ご了承願います。

【ハイキング同好会幹事  金子 恵 記 】

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